E7205搭載マザーの第2弾もMSIから、機能豊富な上位モデル

	【 2002年12月7日号】
	E7205搭載マザーの第2弾もMSIから、機能豊富な上位モデル

　先週のデビュー直後から品薄状態が続いているE7205チップセット搭載Socket 478マザーボードだが、今週は第1弾製品を発売したばかりのMSIから再び、オンボード機能が豊富な上位モデル「GNB Max-FISR（MS-6565）」が登場している。実売価格は31,700円～34,700円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
　「GNB Max-FISR」は、E7205チップセットを搭載するのはもちろんだが、10Base-T/100Base-TX/1000Base-T対応LANやIEEE-1394、Serial ATA対応RAID、6チャネル出力対応サウンドといった豊富なオンボードデバイスを装備するのが大きな特徴。現時点では希少価値の高いE7205チップセット搭載マザーボードの多機能モデルということに加え、赤色基板に青色と緑色のDIMMスロットを交互に配置するといった派手なデザインで、ひときわ豪華な印象だ。
　付属品もUSBポート、IEEE-1394ポート、サウンドコネクタ（S/PDIF出力など）のそれぞれの機能をサポートするブラケットが3本に、Serial ATAケーブルが2本と、こちらもかなり豪華。付属品だけを見ていると、「GNB Max-FISR」の搭載するE7205チップセットが本来はエントリーワークステーション向けの製品であることを忘れてしまうという人も少なくないだろう。
　ただ、やはり「GNB Max-FISR」の流通量も先週の「E7205 Master-F」と同様かなり少なめとなっている。今回の製品はオンボード機能が豊富という魅力もあって、品薄となるのはある程度仕方がないとはいえるものの、やはりパワーユーザーとしてはE7205チップセット搭載マザーボード全体の流通量が早期に増加してくれることに期待したいところだろう。
□GNB Max（Micro-Star International）
http://www.msi.com.tw/program/products/mainboard/mbd/pro_mbd_detail.php?UID=387&MODEL=MS-6565
□関連記事
【2002年11月30日】Granite BayことE7205チップセット搭載マザーボードがデビュー
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20021130/e7205.html

　（MSI GNB Max）

[撮影協力:TSUKUMO eX.とクレバリー1号店と高速電脳とT-ZONE. AKIBA PLACEとWonderCity秋葉原店]

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