ヒートレーンを採用したという星野金属製Socket 478用CPUクーラーの展示がTSUKUMO eX.で始まった。入荷時期は来週か再来週の予定で、価格は12,000円程度になるという。
ヒートレーン採用CPUクーラーというと、先週CUSTOMで入荷予告が出された高さ143mmのティーエス ヒートロニクス製Socket 478用CPUクーラー「NCU-1000」が思い出されるが、今回の製品はキューブ系PCケース用のコンパクトタイプ。PCケースの背面ファンを利用してCPUを冷却することを目的としており、CPUとの接触部と背面ファンに接する放熱フィンが90度に折れ曲がったヒートレーンで繋げられている。また、発売元のソルダムによれば、液体を使ったヒートパイプとは違ってガスを使ったヒートレーンを採用しているため横向きでも問題なく利用できるそうだ。
冷却には背面ファンが必要となるためファンレスというわけにはいかないが、CPUクーラーのファンが不要となるため静粛性アップが期待できる。静音PCマニアは要チェックのアイテムといえそうだ。
なお、同店では星野金属のATX電源ユニット採用microATXケース「EX700R」をATX対応にした新製品「EX1000R」の展示も同時に行われている。こちらは来週登場する予定とのこと。
□ソルダム
http://www.soldam.co.jp/
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| (星野金属製品) |
[撮影協力:TSUKUMO eX.]