不具合の発見から一時販売中止になっていたFSB 800MHz対応Pentium 4 3GHzの販売が24日(木)から再開された。
Intelは22日(火)、Pentium 4 3GHzの販売中止の原因となった不具合に関して、マザーボード側のBIOSを更新することで解決するとし、対応BIOSが一般公開された時点でPentium 4 3GHzのリテールパッケージ品を販売再開する方針を決定。そして24日(木)に同社の純正マザーボード用に対応BIOSが公開され、これをきっかけとして一般店頭売りが再開となった。なお、先に出回っている他社製のi875Pチップセット搭載Socket 478マザーボードについては、MSIが「875P Neo-FIS2R」向けの対応BIOSを24日(木)に公開したほか、AOpenも5月中に「AX4C Max」向けの対応BIOSを公開予定としている。
FSB 800MHz対応Pentium 4 3GHzのリテールパッケージ品は、正式発表直前の14日(月)からIntel公認で販売がスタートしたものの、その直後にIntelラボのテストにより不具合が発見されたとして、本社からの出荷は一時停止、店頭在庫分の販売は中止となっていた。一部ショップが19日(土)から販売を独自に再開する例も見られたが、これで正式に店頭販売が再開されたことになる。
Intelから国内代理店への製品出荷も一時停止されていたが、22日(火)から再開され、ショップへの製品流通もこれですぐに正常化する見込み。
詳しい不具合についての内容が不明な点が気がかりだが、ひとまずこれでメーカー保証の範囲でFSB 800MHzの動作環境が構築できる状態になったわけだ。
□Pentium 4(インテル)
http://www.intel.co.jp/jp/home/desktop/pentium4/
□D875PBZ BIOS Update
http://support.intel.co.jp/jp/support/motherboards/desktop/download.htm#D875PBZ
http://developer.intel.com/design/motherbd/bz/bz_bios.htm
□875P Neo-FIS2R AMI BIOS Ver. 1.2(エム・エス・アイ・コンピューター・ジャパン)
http://www.msi-computer.jp/support/download/bios/query_bios?bios_product=875P+Neo-FIS2R
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【2003年4月19日】FSB 800MHzのPentium 4発売も即販売中止、週末に一部再開
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030419/fsb800p4.html
【2003年4月19日】Canterwoodことi875Pチップセット搭載マザーがデビュー
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030419/canterwood.html
| (Intel FSB 800MHz対応Pentium 4 3GHz) |
[撮影協力:DOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館と高速電脳とBLESS秋葉原本店とフェイス秋葉原本店]