【 2005年4月9日号 】
アキバ店員のPCパーツウォッチ(AOpen i915GMm-HF/耐衝撃ポータブルHDD編)

 このコーナーは、最近発売された気になるPCパーツの「その後」をショップ店員に聞くコーナーです。ショップ店員による売れ行き動向やアドバイスなど、購入等の参考としてご活用下さい。なお、今後調査して欲しい製品などがありましたら、ページ末尾のフォームをご利用下さい。記事作成時の参考とさせて頂きます。


●AOpen「i915GMm-HFS」

 FSB 533MHz版Pentium Mに正式対応したAOpenのi915GMチップセット搭載マザーボード「i915GMm-HFS」。前モデルのような売れ行きは見られないものの、コンスタントに売れているという意見が多かった。今後は、今週発売されたASUS「CT-479」とのシェア争いに注目が集まりそうだ。

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【3月19日号】i915GMを搭載したPentium MマザーがAOpenからデビュー
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050319/etc_915gmm.html

パソコン ショップ アーク

 コンセプトは最高!ただし、メモリ周りやドライバなど、詰めが甘いまま出荷されてしまったのが惜しいです。今後のBIOSのアップデートに期待します。
 

TWO-TOP秋葉原本店

 スタートダッシュという点では大変好調で、狙っている人は指名買いですね。ビデオ出力の豊富さや、PCI Express、DDR2メモリなど、i855GMEm-LFSに対する全般的な優位性が受けているようです。もっとも、ここに来てASUSのゲタが出てきたので、先行きはどうなるのかな、と不安な面も有ります。
 

ツクモパソコン本店II

 年配の方を中心に順調に売れていますが、購入していった方の話だとメモリ周りやDVI出力などに多少トラブルがあるみたいですね。今回のモデルは前のモデルと違って、チップセット発表とほぼ同時に製品化されたので、その辺りの検証が十分ではなかったのかも。ですから、購入するのは「トラブルがあっても自分でなんとかする」という方がほとんどです。今週はASUSのゲタが発売されましたけど、今のところ売れ行きに大きな影響はないようです。
 

TSUKUMO eX.

 前のモデルほどではないですが、順調に売れています。当初は問い合わせも少なかったのですが、雑誌などでレビューが掲載されてからは年配の方を中心に問い合わせが増えましたね。このマザーは消費電力や静音化に関する記事が中心ですから、(ゲームやベンチマークが中心になりがちな他のマザーと比べて)年配の方が興味を持ちやすいようです。一見するとハイエンドユーザー向けという印象がありますが、うまく提案すれば初心者の方にも十分魅力が伝わる製品だと思います。
 

BLESS 秋葉原本店

 i855GMEm-LFSの発売時と違って、爆発的に売れているという状況ではないですね。前週にFSB533MHz対応のVer.2が出たことと、DDR2を使わないと(デュアルチャネルにならないので)i855GMEm-LFSとの性能差が少ないこと、「HTPC向けマザーでありながらチップセットが熱い」という評判があるあたりが原因でしょうか。逆にメリットとしては、コンポーネント出力などのHTPC向け出力機能が強力なことと、内蔵VGAの性能が高い、というところでしょうか。ちなみに、うちではi855GMEm-LFSとi915GMm-HFの売り上げが同じぐらいという感じです。
 

USER'S SIDE本店

 DDR2に対応しているPentium Mマザーはこれしかないので、「今すぐ体験したい」と言われる方には、お勧めしています。ただし、64bit PCIなどを含む総合的な面では、今後出ると思われるDFのI製品に期待している面もあります。
 


●ロジテック 耐衝撃ポータブルHDD「LHD-PBCU2」シリーズ

 「高さ70cmからの落下に耐える」という耐衝撃性筐体を採用したロジテック製外付け2.5インチHDD「LHD-PBCU2」シリーズ。一般的な外付け2.5インチHDDよりも筐体サイズは大きいが、HDD破損の危険性が低いということもあり、売れ行きは非常に好調とか。

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【3月12日号】高さ70cmからの落下に耐える耐衝撃ポータブルHDDが発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050312/etc_lhdpbcu2.html

ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館

 うちは元々ロジテック製品が人気なんですが、中でもこのシリーズは売れてますね。特に価格が安い40GBモデルは人気があります。お客様の中にも、これまでにポータブルHDDを落としたことがあるという方が結構いらっしゃったので、落としても壊れにくいというのはかなり魅力的なようです。ケースサイズを気にする人はバッファローやアイ・オー・データの製品を購入していきますが、ポータブルHDD全体で見ると今後はこういった機能を持つ製品が主流になりそうです。
 

ツクモパソコン本店II

 ロジテックとしては久々の大ヒット製品かも(笑)。今は外付け2.5インチHDDの5割くらいはこのシリーズが占めていますね。容量では40GBと80GBモデルが売れています。衝撃吸収機能付きで重量も他メーカー品と変わらないのに価格は他メーカー品とほぼ同じというのが売れている一番の理由です。ケースサイズは大きいけど、気にしていない人がほとんどですね。
 

TSUKUMO eX.

 これまでポータブルHDDの人気はあまりなかったんですけど、このシリーズは別ですね。かなり売れています。購入層は学生から社会人まで様々。領収書の発行もないので、ほとんどが個人で利用しているみたいです。筐体サイズは大きいですけど、落としても壊れないなら多少大きくても構わないようです。
 

LAOX THE COMPUTER館

 ロジテック製品としては一山抜けて売れてますね。ただし、回転数の表記が無いので、最近増えている外付けHDDに速度を求めるようなお客様は他の製品を購入することが多いようです。こうした方にはキャリングケースの同時購入をお勧めしています。
 


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