Pentium M対応マザーボードでは初のATXフォームファクタ採用製品となるi915G/ICH6チップセット搭載のAOpen製「i915Ga-HFS」が発売になったた。実売価格は27,800円~34,400円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
Socket 479Mマザーボードの選択肢はかなり増えてきたと言えるが、これまでに店頭販売を確認している製品は全てmicroATXやFlexATXなどの小型フォームファクタを採用したもの。ATX対応の「i915Ga-HFS」はPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×3、DIMM×4(DDR2-533、最大4GB)のスロットを装備するという既存製品にはない高い拡張性がウリだ。
機能面の特徴は3月に発売されたi915GM搭載の同社製Socket 479Mマザーボード「i915GMm-HFS」に似ており、「i915GMm-HFS」と同じくI/OパネルにはPS/2ポートがなく、VGA、DVI-I、D端子、コンポーネントといったビデオ出力ポートなどを備えている。
主な搭載機能はVGA、TV出力(HDTV対応)、7.1チャネル出力サウンド、Gigabit Ethernet(Marvell製チップ、PCI Express接続)、IEEE 1394、Serial ATA(4ポート)。付属品はCPUクーラー、I/Oパネルシールド、PS/2ポート付きブラケットなど。
なお、BLESS 秋葉原本店は「i915Ga-HFS」とPentium M 715(1.50GHz)を組み合わせ、Pentium M 770(2.20GHz)相当にオーバークロックしての動作デモを実施中だ。
□i915Ga-HFS(AOpen)
http://aopen.jp/products/mb/i915ga-hfs.html
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| (AOpen i915Ga-HFS) |
[撮影協力:パソコンハウス東映とBLESS 秋葉原本店]