【 2006年2月25日号 】
C7搭載マザーボードが早ければ3月にも発売、デモも開始
C7搭載マザー C7搭載マザー
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 VIAの最新CPU「C7」を搭載したマザーボードが早ければ3月にも登場する見込みだ。高速電脳は同社製Mini-ITXマザーボード「EPIA EN」「EPIA CN」シリーズ4製品の入荷を予定しており、店頭で製品パンフレットの掲示を行なっている。また、俺コンハウスでは、1.2GHz動作のC7を搭載したMini-ITXマザーボード「EPIA-EN1200E」の動作デモを実施中だ。

 高速電脳での予価は「EPIA EN15000」(CPUクロック1.5GHz/ファン搭載)が31,800円、「EPIA EN12000E」(1.2GHz/ファンレス)が32,800円、「EPIA CN13000」(1.3GHz/ファン搭載)と「EPIA CN10000E」(1GHz、ファンレス)が23,800円。「EPIA EN15000」「EPIA EN12000E」は3月、「EPIA CN13000」「EPIA CN10000E」は5月に入荷する予定としている。俺コンハウスでは「EPIA-EN1200E」を3月中旬入荷予定としており、予価は2万円半ばから3万円程度としている。

 90nm SOIプロセスで製造されるC7は、FSB 800MHz(最大)やSSE2/SSE3を新たにサポートしたCPU。動作クロックは2GHzまで対応し、最大消費電力は2GHzの場合が20W、1.5GHzの場合が12Wになるという。そのほか、Windows XP SP2のデータ実行防止機能を有効にするNX技術をサポートしている。

 「EPIA EN」「EPIA CN」はFSB 533MHz/400MHzのC7を搭載した製品。スペックは「EPIA EN」が高く、「EPIA CN」にはないGigabit EthernetやHDTV出力といった機能も搭載している。主な共通スペックは、搭載チップセットがUniChrome Proグラフィックスコア内蔵の「CN700」、スロット数がPCI×1、DIMM×1(DDR2 533)。

 発売までまだ時間がある「EPIA EN」「EPIA CN」だが、C3を搭載した現行の「EPIA」シリーズマザーボードよりも高いパフォーマンスが見込めるとあって、新たな小型PC向けマザーボードとして今から注目を集めそうだ。


□C7/CN700(VIA Technologies)
http://www.via.com.tw/en/products/processors/c7/
http://www.via.com.tw/en/products/chipsets/c-series/cn700/
□EPIA EN15000/EN12000E/CN13000/CN10000E(高速電脳)
http://www.ko-soku.co.jp/sales/mb_miniitx.htm
□関連記事
【2005年11月26日】Nano-ITXマザーボードが2モデル発売、対応ケースも同時
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20051126/etc_nanoitx.html
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050917/etc_vt310dp.html
【2005年2月5日】C3 1.3GHzとCN400搭載のMini-ITXマザー「EPIA SP」発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050205/etc_epiasp.html

 (VIA EPIAシリーズ)

[撮影協力:高速電脳俺コンハウス]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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