【 2009年5月23日号 】
PC画面を超解像化できる三菱製の23"液晶が発売

左が超解像適用状態

左が超解像適用状態
 ぼやけた映像を鮮明に再現するという「超解像技術」を搭載した三菱製23インチワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE」が発売された。実売価格はグレアタイプの「RDT231WM-S」が3万6千円前後、ノングレアタイプの「RDT231WM」が3万4千円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 Diamondcrysta WIDEはフルHD(1,920×1,080ドット)表示に対応したTNタイプの液晶ディスプレイで、表示画質を向上させるという超解像技術を搭載しているのが特徴。DVD-Videoの映像(720×480ドット)などを拡大表示してぼやけてしまっても、それを補正することでフォーカス感や、木の葉、壁、顔などのディテール感を、より鮮明に再現できるとしている。

 なお、ショップが実際にその機能を試したところ「実写画像では効果が高いが、ゲーム向きではなかった」という。

 本体はサイズが幅546×高さ451.6×奥行き230.3mmで、ステレオスピーカー(3W+3W)を装備。映像入力端子はDVI-D、HDMI(2基)、VGAを備えている。液晶パネルの主なスペックは、応答速度5ms、輝度300cd/平方メートル、コントラスト比1,000:1(CRO動作時5,000:1)。


□RDT231WM-S/RDT231WM/ニュースリリース(三菱電機)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/display/product/multi/rdt231wm_s/
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/display/product/multi/rdt231wm/
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2009/0422.htm

三菱 RDT231WMシリーズ

[撮影協力:TWOTOP秋葉原本店T-ZONE. PC DIY SHOPフェイス本店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。