【 2009年9月19日号 】 | |
OC状況を別PCで設定/監視できるマザー発売、ASUS製 |
オーバークロック状況を別のPCから監視、リアルタイム調整もできるというユニークなマザーボード「Maximus III GENE」がASUSから発売された。実売価格は2.5万円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。この製品は、同社のゲーマー向けマザーボード「R.O.G.」シリーズのLGA1156/microATX版。他のR.O.G.シリーズ同様、マニアックな設計を売りとしており、多数のオーバークロック向け機能や設定項目がうたわれている。
中でもユニークなのが、今回新たに搭載された「ROG Connect」。モニタ用のノートPCなどとUSB経由で接続し、動作状況をリアルタイムに知ることができるほか、各種パラメータをその場で調整、動作に反映させることができるという。これらの調整はハードウェアレベルで行われる仕組み。
外部コントローラを使ったオーバークロック機能は他にも存在するが、「PC経由で」というのは珍しい。リアルタイム調整もさることながら、リアルタイム監視できるのも面白いポイントといえそうだ。
マザーボードのスペックは、拡張スロットがPCI Express x16×2本、PCI Express x4×1本(エッジフリー)、PCI×1本、DDR3 DIMM×4本、オンボードデバイスが8chサウンド、1000Base-T LAN、IEEE 1394など。搭載チップセットはP55だ。
なお、LGA1156向けのR.O.G.シリーズにはATX版「Maximus III Formula」もラインナップされており、こちらもROG Connectが搭載されている。
□Maximus III GENE
http://www.asus.com/product.aspx?P_ID=YwO7uzOlu1js0TqM&templete=2
□Maximus III Formula
http://www.asus.com/product.aspx?P_ID=0ODEkxv4cmlXkqmr&templete=2ASUS Maximus IIIシリーズ [撮影協力:ツクモパソコン本店とBLESS 秋葉原本店とT-ZONE. PC DIY SHOPとパソコンショップ アークとOVERCLOCK WORKS]