おおぅ、今年も編集後記な季節がやってきました。

　個人的な感想を言わせてもらえば、Windows 7が想像以上に良かったとか、SSDが安くなったので3個も買ったとか、タッチパネル液晶が早く欲しいとか、早まって1TB買って2TBを買うタイミングを逸したとか、Bluetoothキーボードがもっと増えてほしいとか、42インチAQUOS＋地デジPCが想像以上に便利だったとか、もろもろあったりするわけですが、編集部的にはやっぱりTwitter。

　「秋葉を歩きながらTwitter(@watch_akibaとか)を見ていれば、それがアキバの場内放送になる」、そんなコンセプトを実現すべく、もろもろ実験しているつもりです。例えば「今からxxxxを限定特価で販売しま〜す」みたいなのが街全体に響きあう。そんな街、ちょっと面白いと思いません？

　ネット通販がどんどん便利に、そして隆盛を極める昨今ですが、実際の目で見て、体験して、吟味して、選ぶ、そういう楽しさを伝えられるメディアでありたい、僕自身はそう思ってます。

　もちろん、僕らの独りよがりでやってもしょうがないので、是非みなさんもご意見をお寄せください。そのためにもTwitterが便利だったりして、あぁ我ながらなんて良くできている、なんて思ったりもしてますが（笑。

　不況が続く昨今、色々厳しいことも多そうですが、来年もまた、弊誌とお付き合いいただければ幸いです。

　それでは来年もよろしくっ！

　「もう12月？」というくらい、あっという間に過ぎた1年だったなぁ……。

　今年はWindows 7の発売や大きな深夜販売が2回もあったので、PC市場全体としては結構盛り上がった1年だったんですが、その一方でPCパーツはマイナーチェンジやバージョンアップ製品が多くて、昨年のようにPC環境に大きな変化を与えるような製品は少なかったかな（昨年の話はこちらを参照）。とにかく、「SSDの新モデル」や「Radeonの上位モデル」「Atomを搭載したＯＯ」というような製品が本当に多かった。まあ、昨年の状況が特別だったのかもしれないんですが……。

　……という感じに、PCパーツに関しては“新しさ”を感じるものが少なく、印象に残ったことといえば、「PT2を明日売ります」とか「Intel SSDが入りました」というような、品薄製品の再入荷連絡くらい（しかも、いくら品薄と言われていても、いろんなショップで「入荷しました」という話を聞くと、品薄と感じなくなるから怖い）。ちょっと物足りなさを感じる1年だった……、と思いきや、実際はそんなことは無く、むしろ今まで以上に変化の多い年になっていたわけで……。

　そのきっかけを作ったのは、Twitterを活用した情報発信（ちなみに弊誌は2008年4月頃からつぶやいています）。今年初めの頃は、ショップの店員さんに「Twitterやってみません？」と話してみても、「ついったー？何ですか、それ？面白いんですか？」といった感じで、つぶやいてくれるショップは本当に少なかったんですが、今では大半のショップが様々な情報をつぶやく毎日。取材中のつぶやきも昨年以上に増えたこともあり、これまで以上に鮮度の高い情報をお届けできたのではないかと思っております。読者の中にも、Twitterのつぶやきを参考にして買い物をしたという人も多いのでは？

　こんな感じで、今年は弊誌にとって大きな変化があった1年でした。来年もこの状況を維持しつつ、新たなAKIBA PC Hotline！をお届けできればと思っております。今年1年ご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

　「Windows 7が売れてよかった」これに尽きる一年ではないでしょうか。

　今年は「不況」を肌で感じることが多く、もし、Windows 7が売れていなかったらと考えるとゾッとします。結果的には大ヒットとなり、良かったんですけどね。来年もみんなが欲しいと思える製品が出てきてくれることを願うばかりです。

　相場調査担当としては、年間を通してCPU関連のニュースが少ないのが気がかりでした。価格改定もほとんど無かったんですよね。CPUの影が薄かったな〜と。逆にSSDやHDDはニュースが多く、嬉しい反面いろいろ大変でした。2TB HDDは一気に普及する価格帯が目前なので、来年前半の大ヒット製品になるかもしれませんね。

　個人的には不況の影響を受けつつも、相変わらずPCパーツに散財しております。CPUやらSSDやらいろいろ買いましたが、2009年最も満足度の高かった製品はガラス製マウスパッド。周辺機器に投資するのもなかなかいいですよ！

　と言ったところで、今年も一年間ご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。皆様よいお年を〜。

　　今年一年を振り返ってみて、強く印象に残っていたことは公私共に「7(なな)」でした。

　公の7(なな)はWindows 7の発売です。深夜販売イベントでは多くの人が秋葉原に来て盛り上がり、その後の販売でもWindows 7を購入している人を取材中にたくさん見かけ、「みんな新OSを待っていたんだな〜」と強く感じました。10月からは自作ショップが例年以上に活気付いていて、非常に嬉しくなりましたね。もちろん、Windows 7は自分でも使っています。操作性がXPより良くなっている点に満足しています。

　私の7(なな)は水樹奈々さんのことです。水樹さんと言えば、自作応援キャラ「窓辺ななみ」のキャラクターボイスを担当していますよね。好きなPCと好きな声優さんのコラボ、このコラボが実現した喜びをあまり表に出していませんでしたが、実は内心かなり喜んでいました。来年もななみちゃんの活躍には色々な意味を含めて期待していますよ。

　ちなみに、今年は7(なな)以外でも多くの話題がありましたが、挙げると切りが無さそうなので、来年最も期待しているものを一つだけ。それは「USB 3.0の拡大」です。現状では製品が少ないこともあり思っていたより人気が出ていませんが、今後USB 3.0対応のUSBフラッシュメモリやHDDを4台内蔵できる外付けHDDケース、USBの面白グッズ(バスパワーが強化されたので、今まで以上に色々なものが出てきそう)などが登場すると、世界がちょっと変わるかなと思っています。それぐらいUSB 3.0には個人的に期待しているので、多くの新製品が登場して欲しいです。

　最後に、この場を借りて諸先輩方や取材先ショップの方々、並びに読者の方々に謝辞を。今年は能力の伸び悩む一年で、去年以上にご迷惑をかけてしまい申し訳ありません。来年はそれを返せるぐらい「自分らしさ」を出して、媒体と秋葉原を盛り上げて行けるように努力して行きます、どうぞよろしくお願い致します。

　それでは皆様、今年一年もご愛読ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。