【 2010年4月10日号 】
大阪の「通天閣ロボ」がアキバに登場、練り歩く

ドスパラ秋葉原本店にて

@ほぉ〜むcafeにて

メンテナンス中

コントローラ
 大阪のシンボルである通天閣をかたどった二足歩行ロボット「通天閣ロボ」が8日(木)に秋葉原に上陸、パーツショップやメイドカフェなどを約3時間に渡って練り歩き、パフォーマンスを披露した。

 通天閣ロボは、“本物”の通天閣の営業会社である通天閣観光が監修し、日本橋の商店組合らによる「日本橋まちづくり振興」が製作したという全高170cmの大型ロボット。通天閣の2階以上の部分に両手、両脚を装着した人型デザインで、メタリックな質感ながら、スリムな上半身と安定感のあるがっしりとした下半身とのコントラストはどことなくユーモラスだ。

 もちろん、両手や両脚、頭(展望台の部分)などは可動で、二足歩行や喋ったりすることも可能。こうした操作は無線コントローラ(ロジクール製ゲームパッドを採用)で行なえる。

 今回の秋葉原への訪問は、無料案内などを行なっている「秋葉原案内所」の協力により実現したもの。この日、通天閣ロボはPRの一環として東京タワーを“表敬訪問”し、その後「空き時間ができたので秋葉原を散策しに来た」(同案内所)のだという。

 秋葉原ではドスパラ秋葉原本店、東京ラジオデパート、秋月電子通商などのパーツショップも巡り、各所でパフォーマンスを披露。さらに、秋葉原ダイビル2階の「studio ASIMO」では、二足歩行ロボットの先輩でもあるASIMOとのコラボレーションが実現した。最後はメイドカフェ「@ほぉ〜むcafe」を訪れ、秋葉原を満喫した通天閣ロボだった。

 ちなみに、通天閣ロボのモットーは「大阪を元気に、明るくする」。今後も大阪をPRするためにイベントへの出演や、観光名所への訪問などの活動を行なっていくという。


[動画] ASIMOに挨拶 / 39秒
※Youtube経由で動画を視聴したい方はこちら

□通天閣ロボオフィシャルサイト
http://www.tsutenkakurobo.com/
□秋葉原案内所
http://akiba-guide.com/


※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。