スマートフォンから操作できるユニークな“ラジコンボール”。海外からの直輸入品。 ビリヤードのボールのようにも見えるこのspheroだが、実はiPhoneやAndroidスマートフォン、タブレットなどの端末からBluetoothでワイヤレス操作できるという、ラジコンカーならぬ“ラジコンボール”。 操作は専用のアプリを端末にインストールして行なう。 アプリは複数用意されており、タッチ操作や描いた軌跡に合わせて動かせる「DRAW」モードを持つ「Sphero」、加速度センサーで操作を行う「Sphero Drive」、スマホをスイングしてゴルフのように楽しめる「Sphero Golf」、操作と同時に動画も撮影、ペットや子供と遊ぶ様子を記録できる「Sphero Cam」などがある。アプリはいずれも無料で、iPhone/Androidの双方で利用可能。 メーカーWebサイトでは、複数のボールを使ってレースを楽しんだり、ボウリングなどをする動画も公開されている。 実際にiPhoneで試したアプリの中で、比較的簡単に楽しめそうなのはSphero Drive。iPhoneを傾けるとその向きにあわせてボールが転がるので、直感的な操作が可能。 一方、Spheroでタッチ操作を試したところ、球体のため現在の方向(前後左右)が分からず、適当に操作すればなんとかボールは動くものの、思い通りに操るのは困難だった。 このほか、内蔵LEDにより本体の色を様々に変えられるのも特徴。スマートフォンで自由に色の作成や設定が行なえるほか、アプリによっては「色を変えた軌跡を描き、それのとおりに動かす」といったこともできるよう。 操作可能範囲は15.2メートルで、公称最高速度は約0.9m/秒。本体は硬質なプラスチック製で、「6インチ(約15.2cm)以上の高さから硬い床に落とさないこと」といった注意書きも書かれている。 また、技術的に面白いのが、無接点充電できる専用スタンドが付属すること。 ボール本体には接点やボタンの類はなく、充電は「重い方」を下にしてスタンドに置くことで行う仕組み。また、電源ONは強く2回振ることで行える。動作時間は60分以上、充電時間は180分。バッテリーはリチウムポリマー電池。 対応機種は、iOS 4.0以上を搭載したiPhone 4S/4/3GS、iPad 2、iPad、第4世代/第3世代iPod touchや、Android 2.2、2.3.3以降、3.0以降を搭載した端末。また、Bluetoothやタッチスクリーン機能を搭載している必要もある。 本体サイズは直径74mm、重量168g。 □関連記事 【2012年2月18日】スマホで動かす「ラジコンボール」発売、7色に光ってコロコロ… http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120218/etc_orobotix.html
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