スマートフォン/タブレット端末の新製品 (2012年7月14日)
※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。

メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

スマートフォン/タブレット端末
|SAMSUNGGALAXY beam
(Android搭載スマートフォン,プロジェクタ内蔵
 ,Android 2.3)
62,800Jan-gle 3号店(ブロックC1-[e5]
62,800Jan-gle 秋葉原本店
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  プロジェクタを搭載したSAMSUNG製のスマートフォン。本体カメラで撮影中の映像を投影することもできる。

 この製品は国内未発売のAndroid 2.3搭載スマートフォンで、ハンディプロジェクタとしても使えるのが特徴。本体上側に映像出力部があり、ディスプレイに表示中の画面をそのまま投影できる。プロジェクタの輝度は15ルーメン、解像度は640×360ドット。

 プロジェクタの操作には専用アプリを使用。通常の画面出力をそのまま投影できるほか、本体カメラで撮影中の映像を投影する「OHP」モードや、投影中に指で画面に線などを書き込める「Quick pad」といった機能も備える。フォーカスの変更はタッチ操作で行なえる。

 ちなみにプロジェクタの見え具合はなかなかのもの。これまで出ていた「スマートフォン一体型プロジェクタ」とは一線を画す投影内容で、フォーカスもよく、また投影する明るさも明るい。具体的には、蛍光灯下の室内で白い壁に投影しても、陰影の強い設定画面などは十分文字が読めている。また、室内の濃灰色の壁であればカラー映像も十分見える。また、距離という点では、最短では15cm程度、最長で3mほどで視認ができた。なお、3mほど先の投影面積はほぼエレベータの扉大。

 ただし、プロジェクタを搭載するとあって、本体は厚さ12.5mmと最近のスマートフォンとしてはやや厚い。本体サイズは124×64.2×12.5mm、重量は145.3g。ディスプレイサイズは4インチ(800×480ドット)。

 搭載CPUのクロックは1GHz(デュアルコア)。メモリ容量については、Webサイトの製品情報では「RAM 6Gb」(バイト換算で750MB)、「iNAND 8GB」とされている。

 主な搭載機能は無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 3.0+HS、Micro USB、microSDカードスロット(最大32GB)。

 パッケージ記載の対応回線は「GSM 850/900/1800/1900」「HSDPA 850/900/1900/2100」。予備バッテリーや、バッテリーの充電が可能なスタンドなどが付属する。

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|Android Watch Z1
(Android搭載腕時計型スマートフォン,GSM,4色)
22,800SOUTHTOWN 437
22,800三月兎1号店ブラック/シルバー/ホワイトのみ
22,800三月兎2号店
22,800三月兎3号店ブラック/シルバー/ホワイトのみ
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  Androidベースのユニークな腕時計型スマートフォン。メーカーはNeuFashion。中国からの直輸入品で、カラーはシルバー、ホワイト、ブラック、都市迷彩の4色。

 この製品は、腕に装着して使う超小型のAndroidスマートフォン。

 海外モデルのため、電話機能はGSMのみに対応、国内では利用できないが、2インチ/320×240ピクセルの液晶ディスプレイ(静電容量式タッチパネル)や2Mピクセルのカメラ、マイク、スピーカー、GPS、Gセンサー、無線LAN、Bluetooth、microSDスロットなど、基本となるデバイスは全て搭載しているという。搭載しているAndroid OSは2.2。

 搭載CPUは「MTK6516」で、パッケージでは「280MHzと460MHzのデュアルコア」と記載されている。ただし、これらのコアの詳細は不明。片方のCPUは、単なる通信制御用でOSからは利用できない可能性も考えられる。また、パッケージに書かれたメモリ容量は「2GB」で、これはおそらくフラッシュメモリ容量。

 側面には、音量の上げ下げとメニュー、電源ボタンを搭載、電源ボタンは短く押すと「戻る」ボタンとして機能する。また、カメラは側面についており、撮影用としては便利な半面、テレビ電話用として使うのは難しそう。

 なお、USBコネクタは腕時計のバンド部分がそのままPCなどに挿せる構造、バッテリーは裏蓋そのものが交換式バッテリー、とユニークな設計になっている。こうした構造のため、防水機構はまったく無いものと思われるので、その点に要注意。

 ソフトについては、標準のPlayストアは非搭載。「独自のマーケットアプリが入っていた」(ショップ)という。設定画面には日本語の項目がないが、アプリでは日本語表示は可能だった。

 なお、そのサイズの小ささから、処理速度や、表示、入力のしやすさなどが懸念されるが、店頭で確認する限り、処理速度は、高速ではないものの十分必要範囲内。弊誌スマートフォン版Webサイトなども普通に表示できた。

 また、入力に関しては、タッチ操作はスムーズなものの、ソフトウェアキーボードは文字サイズが小さく、入力がやや困難な印象を受けた。

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|AcerICONIA TAB A700(A700-10k32u)
(Android搭載タブレット
 ,10.1インチタッチパネル液晶,Tegra 3搭載,WUXGA
 ,32GB,Android 4.0,黒色)
45,800Jan-gle 秋葉原本店
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  1,920×1,200ドット表示対応、フルHD動画も表示できるAcerのAndroidタブレット。海外からの直輸入品で、本体カラーはブラック。

 この製品は、10.1インチディスプレイやクアッドコアのNVIDIA Tegra 3(T30S 1.3GHz)、Android 4.0を搭載したタブレット端末。従来モデルのICONIA TAB A500(1,280×800ドット)などと同じ10.1インチサイズながら、1,920×1,200ドットの高解像度を実現している。

 フルHD超の解像度のタブレットとしては第3世代iPad(2,048×1,536ドット)もあるが、Android搭載製品を店頭で確認したのは初めて。日本エイサーは「フルHD対応のAndroid 4.0タブレットは日本初」としている。

 主なスペックは、本体サイズが高さ10.95×幅260×奥行き175mm、重量が約667g、搭載メモリがLPDDR2 1GB、ストレージ32GB。主な搭載機能は5メガピクセル背面カメラ、1メガピクセル前面カメラ、GPS、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 2.1+EDR、Micro USB、Micro HDMI、microSDカードスロット。

 また、サウンドに関してはドルビーデジタルプラスに対応しているのも特徴。HDMI接続時に5.1ch出力できるとされている。

 ただし、日本語への対応については、初期起動時に表示される「Welcome」画面の「Select Language」では「Japan」は選択不可能、「Select Country」では「Japan」は選択可能、という状態になっている。Jan-gle 秋葉原本店は「日本語環境はノーサポート」としている。

 付属品は充電用ACアダプタなど。なお、このACアダプタのタブレット側のコネクタはMicro USBに似た形状だが、他の機器のMicro USBポートに挿すことはできなかった。

 また、このACアダプタの出力電圧/電流は12V/1.5Aと、一般的な5VタイプのACアダプタより電圧が高いが、同店によれば「普通のMicro USBケーブルでも充電は可能」という。

 ちなみに、国内版は20日(金)発売予定。想定売価は44,800(16GBモデル)〜47,800円(32GBモデル)と発表されている

□ICONIA TAB A700(日本エイサー)
http://www.acer.co.jp/ac/ja/JP/content/models/iconia-tab-a/iconiataba700

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|原道N70 双撃
(Android搭載タブレット,7インチタッチパネル液晶
 ,デュアルコアCPU/クアッドコアGPU搭載,IPSパネル
 ,16GB,Android 4.0)
14,980東映無線ラジオデパート店
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  動作クロック1.6GHzのデュアルコアCPUとクアッドコアGPUを搭載し、IPSパネルを採用した7インチタブレット端末。メーカーは原道で、搭載OSはAndroid 4.0。

 同等クラスのスペックを持つAndroidタブレットは、先週Cubeから10インチサイズのモデルが発売されているが、今回の製品は7インチサイズと小型になっている。

 搭載CPUはRockchip RK3066 Cortex-A9 1.6GHz(デュアルコア)で、「搭載GPUはMali 400MP4」(ショップ)、ディスプレイ解像度は1,024×600ドット。その他の主な仕様は、搭載メモリ DDR3 1GB、ストレージ容量 16GBなど。

 マルチタッチ操作に対応している。

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