今週見つけた新製品

製品ジャンル:SSD/HDD

Crucial CT128M550SSD1

  • このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
    この価格で販売されることを保証するものではありません。
    実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
  • 特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。
価格(円)ショップ備考
メーカー/製品名
写真
写真
写真
写真
写真
写真

  低容量モデルの性能が大幅に向上したというMicron製SSDの新モデル。「Crucial M550」シリーズに属する製品で、販売されているのは2.5インチタイプの容量128GB、256GB、512GB、1TBとmSATAタイプの128GB、256GB、512GBの都合7製品。

 Crucial M550は、昨年4月に登場した「Crucial M500」の上位グレードに位置付けられる6Gbps SATA対応SSD。

 データ転送速度が向上したのが主な特徴で、M500との比較で、公称の最大シーケンシャルアクセス性能が、リード500MB/s→550MB/s、ライト400MB/s→500MB/s、最大ランダムアクセス性能がリード80,000IOPS→95,000IOPS、ライト80,000IOPS→85,000IOPSと向上したほか、256GB以下の低容量モデルでも高い性能を実現したという。

 特にM500ではライト性能が上位モデルに比べて低く、240GBモデルで250MB/s・60,000IOPS、120GBモデルで130MB/s・35,000IOPSと、シリーズ最大値を大きく下回っていたが、M550では256GBモデルで500MB/s・80,000IOPS、128GBモデルで350MB/s・75,000IOPSと改善している。

 製品には、20nmプロセスの同社製MLC NANDフラッシュと、Marvell 88SS9189コントローラが搭載。

 信頼性に関するスペックはM500と同じで、MTTF(平均故障時間)が120万時間、TBW(総書き込み容量)は72TBとされている。後者については「1日あたり40GBのライトを行なった場合で5年間に相当する」(同社)という。ただし、製品の保証期間は3年間。

 なお、今回登場した2.5インチタイプやmSATAのほか、M.2タイプもラインナップされており、4月以降に順次出荷を開始するとしている。ただし、1TBモデルは2.5インチタイプのみとなる。