取材中に見つけた○○なもの
Pentium IIIに強力なライバル、IntelとAMDのクロック競争が激化した1999年
2017年3月13日 08:10
今回は、クロック競争で王者Intelに土をつけたAMDのCPU「Athlon」を紹介します。発売前から高いパフォーマンスに大きな期待が寄せられていたAthlonの登場は、価格も含めCPUの動向に大きな影響を与えました。
※社名、製品名、販売店名は取材当時のものです。
「K7」と呼ばれていたAMDの最新CPU、バルク版が先行して販売
9月にはPentium IIIを抜き、x86最速となる650MHzが登場
その後10月にx86史上初となる700MHz、12月には750MHzが登場
1999年のクロック競争は引き分け、2000年は1GHzを目指す戦いに
1999年のx86最速の座はAthlonが取ると思われましたが、年末ぎりぎりの12月25日にPentium III 750MHzが登場したことで引き分けに終わりました。年が明けて2000年になると、x86初の1GHzに向けて両社は争うこととなります。