あの頃の秋葉原
【2002年9月14日号 掲載】巨大ヒートシンク付きのファンレスGeForce4 Ti4200搭載カード登場
ヒートパイプで繋がれた2枚の巨大な金色ヒートシンクで板挟み
2021年3月1日 07:05
※このコーナーでは過去に掲載した懐かしい人気記事を紹介していきます。なお、情報は掲載当時のものであり、現在の状況とは異なる場合もあります。予めご了承ください。
高性能なGeForce4 Ti4200ビデオチップを搭載しながら、巨大なヒートシンクを採用することでファンレスを実現したというSIGMACOMのビデオカード「SVTi4200-128HS」がエムシージェイから発売になった。もちろんGeForce4 Ti4200搭載ビデオカードでファンレス仕様というのはこの製品が初めてだ。実売価格は23,750円~24,799円。ビデオメモリはDDRタイプを128MB搭載している。
扇形ヒートシンクなどのユニークなCPUクーラー製品で知られるZalman TechとビデオカードメーカーのSIGMACOMが共同で開発したというこの「SVTi4200-128HS」は、ヒートパイプで繋がれた2枚の巨大な金色のヒートシンクでカードを板挟みにするという、なかなかインパクトのある構造になっている。その異様とも取れる外観は、ファンレスでGeForce4 Ti4200ビデオチップを冷却することの難しさを物語っているといってもよいかもしれない(続きを読む)。