ゲーミングPC「MEK」の新モデルを展示、卓上サイズの小型な「MEK MINI」と大型ハイエンド「MEK ULTRA」が登場 ゲーミングPC「MEK」の小型モデル「MEK MINI」。ITXマザーボードを採用し、コンパクトな筐体に、Core i7-8700TとGeForce GTX 1080を搭載する ゲーミングPC「MEK」の大型モデル「MEK ULTRA」。EATXマザーボードを採用。Core i9-7900XとGeForce GTX 1080 Ti AMP Extremeを搭載する ゲーミングPCの新モデルとして展示されていたのが「MEK MINI」と「MEK ULTRA」。
同社は2017年にスリム筐体を採用したゲーミングPC「MEK1」を海外でリリースしているが、ユーザーから高い評価を得ているという。そこで、バリエーションモデルとして、より小型な「MEK MINI」と、イルミネーションなども存分に楽しめる大型な「MEK ULTRA」を開発。今回プロトタイプが展示されていた。
「MEK MINI」は、日本でも流行のMini-ITX向けハイエンドケースに近いサイズ感のモデル。Core i7-8700TとGeForce GTX 1080を搭載しており、小型化を得意とする同社の技術を活かして誕生した超小型ゲーミングPCだ。
MEK ULTRAは、EATXマザーボードを採用した大型ハイエンドモデルで、Core i9-7900XとGeForce GTX 1080 Ti AMP Extremeを搭載している。こちらはイルミネーションなども楽しむことをコンセプトにされたモデルになっており、新型のイルミネーション機能も搭載されているという。
両製品とも参考出品という位置付けで発売時期や価格については未定だが、日本での販売も前向きに検討中とのことだ。
MEK MINIはMini-ITXフォームファクタのゲーミングPC。iPhone 8とサイズを比較してみたが、奥行きも短く、ハイエンド寄りのモデルとしてはかなり小型 MEK ULTRAは大型モデルで、現行最高性能のCPUやビデオカードが搭載できるだけでなく、イルミネーション機能も楽しめる仕様になっている 2017年に発売された初代「MEK1」(日本では未発売)
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FF XVカスタムモデルやファンレスなどベアボーンキットがさらに充実 Quadro/10GBASE-T搭載機も 日本仕様のFF XVモデル「MAGNUS EK71080」。Core i7-7700HQとGeForce GTX 1080を搭載。FF XV推奨モデルで、ゲームが快適に動作するようスペックなども強化/調整しているという 人気のベアボーンキット「ZBOX」に関する展示も充実していた。中でも注目したいのが、日本仕様として開発されたFF XVモデル「MAGNUS EK71080」。ファンレス仕様の「ZBOX C1660 NANO」や10GBASE-T×2やQuadro搭載のZBOX Q SERIES W/10 GIGABIT LANも特徴的なモデルだ。
MAGNUS EK71080は、すでに販売中の製品だが、実際にFF XVを遊んだ際に快適になるようスペックや仕様が決められたモデル。Core i7-7700HQとGeForce GTX 1080を搭載するハイスペック機だが、その他の部分の仕様もユーザー視点に立ってベースモデルをカスタマイズした製品だという。実際に遊ぶゲームや用途に合わせ仕様をカスタムして行く取り組みは今後も強化していくとのことだ。
ZBOX C1660 NANOは、Core i7-8550Uを搭載したファンレスモデル。デザイン的にも優れた製品で、静音重視の用途やオーディオ用途などにも向いている。ZBOX Q SERIES W/10 GIGABIT LANは、ZOTACの製品として初めてQuadro P5000を搭載し、10GBASE-T×2ポートを備えたモデルで、3D CADや4K動画編集などに威力を発揮する。
Core i7-8550Uを搭載したファンレスモデルの「ZBOX C1660 NANO」 Quadro P5000搭載ワークステーションベアボーンの「ZBOX Q SERIES W/10 GIGABIT LAN」 「ZBOX Q SERIES W/10 GIGABIT LAN」は10GBASE-Tも搭載している
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------- 非常に欲しい 欲しい 価格次第 あまり興味が無い 興味が無い ご意見など: 次世代イルミネーション機能「Addressable RGB」をデモ ブースの目立つ位置に設置されていたビデオカードの巨大模型 この巨大模型のイルミネーションを使ってAddressable RGBのデモが行われていた ブースには大きなビデオカードの模型が設置され、同社の次世代クーラーに搭載されるイルミネーション技術「Addressable RGB」のデモが行われていた。
このイルミネーション技術は、同社のイルミネーション機能「SPECTRA」を進化させたもので、プリセットの点灯パターンが増えただけでなく、LEDの位置を直接指定して制御できるようになったことが特徴だ。
例えば、LEDが60個搭載されている製品なら、LEDに1~60までのアドレスが与えられ、アドレスで制御できるようになったため、Addressable RGBと呼ばれているのだ。音楽に合わせて、レベルメーターのようにイルミネーションを点灯させる機能も搭載されている。この技術は、同社のビデオカードだけでなく、ハイエンドゲーミングPC「MEK」シリーズにも採用されている。
Addressable RGBを制御するためのユーティリティ。従来に比べて点灯パターンが豊富になった。「LED一つ一つを制御できる」というハードウェアの特徴を活かせる、細かい発光パターンを設定できる(1個ごとの発光パターンを制御することはできない) 発光確認のために作られたクリアカバーのクーラー。これは既存モデルの開発時に作られたものとのこと。 こちらはLEDをファン側に搭載した試作品。様々なパターンをテストしているという 【Addressable RGBをどう思いますか?】 (投稿ボタンはページ下部にあります。各項目を入力後、まとめて押してください)
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CS:GOの国際大会「ZOTAC CUP MASTERS」のアジア予選を実施、日本からも1チーム参戦 日本代表として参戦した「SCARZ Absolute」 中央の巨大スクリーンにゲーム中の画面が映し出された 冒頭でも述べたが、今回のZOTACブースはeスポーツ大会の会場にもなっており、初日の6月5日には、同社が運営するeスポーツ大会「ZOTAC CUP MASTERS」のアジア予選が行われ、多くの観客を集めていた。
今回のZOTAC CPU MASTERSは、1チーム5名で戦う「CS:GO(Counter-Strike: Global Offensive)」の世界一を決める大会であり、アジア予選には、日本や台湾、オーストラリア、香港、中国などの代表チーム合計8チームが参加した。開幕式では同社CEOのTony Wong氏が挨拶を行い、NVIDIAやIntelのゲストのコメントもあった。日本からは、「SCARZ Absolute」が参戦。熱戦が繰り広げられた。
プレイには同社のゲーミングPC「MEK1」が使われていた プレイ中の選手の表情もプレイヤーシートの前に映し出されていた
VR用バックパックPCの新モデルや液浸冷却PCなども展示 そのほか、背中に背負うVR用PCの新モデル「VR GO 2.0」やボードごと特殊な液体に浸して冷却を行う液浸冷却PC、Ryzen搭載ベアボーンキットなども展示されていた。
ゲーム用無線LANモジュール「Killer 802.11ac」を搭載したゲーミングベアボーン「MAGNUS GAMING MINI PC W/KILLER NETWORK」やRyzen 5 2400Gを搭載したコストパフォーマンスの高いベアボーン「ZBOX MA551」なども展示されていた。
背中に背負うVR用PCの新モデル「VR GO 2.0」。ハードウェアスペックは「VR GO」から強化されたが、より小さく軽くなった。スペック上の違いはCPUがCore i7-6700TからCore i7-8700Tに強化されたことなど。 新モデルの「VR GO 2.0」(左)と旧モデルの「VR GO」(右)の比較。新モデルは、一回り以上小さくなり、背面が光るようになった Ryzen 5 2400Gを搭載したコストパフォーマンスの高いベアボーン「ZBOX MA551」 ゲーム用無線LANモジュール「Killer 802.11ac」を搭載したゲーミングベアボーン「MAGNUS GAMING MINI PC W/KILLER NETWORK」。有線LANもKillerを採用しているという。 2.5インチSSDサイズの超小型PC「PICO PI225」。Celeron N3350と4GBメモリ32GB eMMCを搭載
ZOTACのビデオカードのプロトタイプ。冷却やファンのブレード形状、カードデザインなど数々の試作を繰り返している
そのほか、展示品に関してのご意見: メーカーへのご意見: (すべての入力欄を一括して送信します)
(6/8更新)記事初出時、ADDRESSABLE RGBの制御やVR GO 2.0のスペックなどに誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。
[制作協力:ZOTAC]