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Intelの“中の⼈”お墨付き!Apex Legendsなら「Core i5-10400」がオススメ

「Over Spec! - PC DIY online festa v1.1」Intelセッションレポート

私物の自作PCに載っているという第9世代Core i9の箱を持参した小岩井ことりさん

 PCパーツメーカーを集めたオンラインPC自作イベント「Over Spec! - PC DIY online festa - v1.1」(10月17日、18日開催)のIntelセッションでは、テクニカルライターの笠原一輝氏、リモートでインテル株式会社 技術本部部長 工学博士の安生健一郎氏がスタジオから参加。

 第10世代Coreプロセッサのゲームパフォーマンスなどを中心に紹介が行われた。

インテル株式会社 技術本部部長 工学博士 安生健一郎氏
テクニカルライター 笠原一輝氏

Core i7でも最新タイトルで170fps動作を実現できる第10世代Coreプロセッサ

 安生氏は、まずDirectX 12で動作するWindows版『DEATH STRANDING』のライブデモを披露。パーツ構成を明かさない状態で、170fps前後の⾼フレームレートで動作している様⼦を紹介してデモ機の性能に注目を集めたところで、8コア/16スレッドの「Core i7-10700K」と「GeForce RTX 3080」搭載していることを明かした。

 高性能CPUとしては手に入りやすい価格のore i7-10700KでもGeForce RTX 3080の性能をかなりのレベルで引き出せる点がアピールされた。安生氏によれば、上位CPUである「Core i9-10900K」の場合は平均183.3fpsで、10700Kよりも5~6%程度高いフレームレートが期待できるとのことだ。

Core i7-10700Kを使ったDEATH STRANDINGライブデモ。なおDEATH STRANDINGで検証されたのには理由があるものの、安生氏から「“大人の事情”で今は明かせないものの後日明らかになる」という意味深な発言も。
ゲーム用途では「より高いフレームレートを狙うなら10900K、コストパフォーマンスを意識するのであれば10700Kがオススメ」(安生氏)

 国内で人気の『Apex Legends』、『Fortnite』の2タイトルでは、Core i7-10700Kと6コア/12スレッドのCore i5-10400での平均FPSを例示。

 性能を求めると当然Core i7-10700Kが勝っているものの、Core i5-10400もかなり健闘しており、初めての自作PCなどでコストパフォーマンスを意識するのであれば、Core i5-10400もオススメとのこと。

人気の『Apex Legends』や『Fortnite』ではコスパに優れたCore i5-10400も健闘
Core i5-10400はTDPも65Wと控えめのため初心者でも組みやすい

 このほか、人気のWi-Fi6アダプターなど情報盛りだくさんなセッションの全容は以下のアーカイブから確認できるので、気になる方は是非視聴いただきたい。

Over Spec! - PC DIY online festa - v1.1【Day1】