NVIDIAの“中の人”いわく、29日発売のRTX 3070の出荷数は「大丈夫」！

RTX 30シリーズの解説や、自身の特集記事も掲載されている『DOS/V POWER REPORT 2020年秋号』を手に持った小岩井ことりさん

　PCパーツメーカーを集めたオンラインPC自作イベント「Over Spec！ - PC DIY online festa - v1.1」（10月17日、18日開催）のNVIDIAセッションでは、NVIDIA 高橋一則氏がスタジオ参加。同社の最新ゲーミングGPU「RTX 30シリーズ」について紹介が行われた。

前世代から最大2倍の性能を発揮するRTX 30シリーズ

NVIDIA 高橋一則氏

第2世代RTXとなったAmpereアーキテクチャ

　Ampereアーキテクチャでは、前世代からシェーダー性能が2.7倍、第2世代となったRTコアは1.7倍、Tensorコアは2.7倍と、大きく性能が改善されているのが特徴。

　そんなAmpereアーキテクチャを採用したRTX 3080、RTX 3070は、価格は据え置きながら前世代から最大2倍の性能向上を実現しているとアピール。最上位の「RTX 3090」については、前世代の「Titan RTX」の後継にあたるポジションの最上位カードで、“これ以上”が無いカードとして「買うと幸せになれる」とのこと。

RTX 3080

RTX 3070

　ここで加藤氏から、世界的に在庫切れが起きているというRTX 3080について、「出荷されていない訳ではないですよね？」とツッコミが入るも、高橋氏は「出荷はしてます！」と明言。ただし量が不足しているのは事実で、店頭の入荷情報などを見て買いに行くほかないのが現状になってしまっているとのこと。

　さらに29日夜10時の発売が予定されている「RTX 3070」については、出荷状況を唯一知っているという高橋氏から、「（RTX 3070は）大丈夫」という販売解禁時点である程度の数量が期待できそうな発言も飛び出した。

　そのほか、RTX対応ゲームの動向やAIを使った配信向け機能なども紹介されたセッションの全容は、以下のアーカイブから確認してほしい。