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3D NAND採用のIntel製NVMe SSDが一挙7製品、DC P3520など

 3D NANDを採用したIntel製データセンター向けNVMe SSDの新モデル「DC P3520」シリーズの店頭販売がスタートした。オリオスペックには、容量1.2TBモデルと2TBモデル(それぞれ2.5インチタイプ、拡張カードタイプの2種類)が入荷している。店頭価格は順に税込78,840円、税込125,280円。

 型番は拡張カードモデルの2TBが「SSDPEDMC020T701」、同1.2TBが「SSDPEDMC012T701」、2.5インチモデルの2TBが「SSDPE2MX020T701」、同1.2TBが「SSDPE2MX012T701」。

 DC P3520はNVMe(PCIe 3.0 x4)接続のSSD。同社のデータセンター向けNVMe SSDとしては廉価の製品で、2015年4月に登場した「DC P3500」に続くモデルだ。

 DC P3520では、低コストで高い記録密度を実現するという同社製3D NANDが採用。また、SATAモデル「DC S3520」の最大4.7倍のパフォーマンスを実現したとしている。

 容量のラインナップは2TB、1.2TB、450GBの3種類。公称パフォーマンスが最も高いのは2TBモデルで、シーケンシャルリード1,700MB/s、ライト1,350MB/s、ランダム4Kリード375,000IOPS、ライト26,000IOPS。

 他のモデルについては、1.2TBがシーケンシャルリード1,700MB/s、ライト1,300MB/s、ランダム4Kリード320,000IOPS、ライト26,000IOPS、450GBがシーケンシャルリード1,200MB/s、ライト600MB/s、ランダム4Kリード145,000IOPS、ライト19,000IOPSとなっている。

M.2タイプのNVMe SSD「E 6000p」と「Pro 6000p」も発売

Pro 6000pシリーズ
E 6000pシリーズ

 IntelのNVMe SSDはこのほかに、M.2接続の「E 6000p」と「Pro 6000p」も発売されている。

 E 6000pとPro 6000pは、すでに発売されている同社の「600p」のビジネス向けモデル。基本仕様は600pと同じだが、E 6000pはリモートでSSDを完全消去する「インテル リモート・セキュア・イレース」に、Pro 6000pはインテル リモート・セキュア・イレースとエンドツーエンド・データ保護に対応している。

 販売を確認したのは、E 6000pが128GBの「SSDPEKKR128G7XN」と256GBの「SSDPEKKR256G7XN」、Pro 6000pが128GBの「SSDPEKKF128G7X1」で、転送速度は128GBがリード770MB/s、ライト450MB/s、256GBがリード1,570MB/s、ライト540MB/s。

 店頭価格は、E 6000p 128GBが税込9,180円、同256GBが税込13,480円で、販売ショップはパソコンショップ アーク。Pro 6000p 128GBは税込9,980円で、販売ショップはオリオスペック

[撮影協力:オリオスペック]