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ノートPCの起動音を「ピポッ」に、Mini PCIeカード型の“PC-98起動音ジェネレータ”が登場

実売2,700円

miniPCI-E用PC-98起動音ジェネレータ

 PC-98シリーズの「ピポッ」音を再現するというMini PCIeカードが登場、サークル「Project C」による同人ハードウェア「miniPCI-E用PC-98起動音ジェネレータ」が家電のケンちゃんで発売された。

 店頭価格は税抜き2,500円(税込2,700円)。

PC-98シリーズの起動時のビープ音「ピポッ」を鳴らすことができるMini PCIeカード

 これは、PC-9801/9821シリーズの起動時のビープ音「ピポッ」を鳴らすことができるというMini PCIe接続のカード。

 2017年8月に登場した「PCI Express x1スロット用PC-98シリーズ起動音ジェネレータキット」の姉妹モデルで、従来モデルはデスクトップPC向けのPCIeカードタイプだったのに対し、今回の製品はノートPC向けのMini PCIeカードタイプになっている。

 製品はPCIeの#PERST信号をトリガとして動作する仕組みで、PCの電源を投入した際や、PCIeバスがリセットされた際に音が鳴るという。

本体裏面
PC-98シリーズの起動音を鳴らすことができるというMini PCIeカード
店頭価格は税抜き2,500円(税込2,700円)

 基板上には小型のスピーカーに加え、ビープ音の速度を変更するためのつまみや、動作テスト用の端子を搭載。カード本体はハーフサイズで、フルサイズのスロットへ取り付ける場合は別途アダプタ等が必要。また、固定用のネジ類は付属せず、別途用意する必要がある。

 なお、製品はPCIeの機械的・電気的仕様を厳密に満たしているわけではなく、製作者によると「ハードウェアの環境によっては正常に動作しない可能性がある」とされている。

販売の様子

[撮影協力:家電のケンちゃん]