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ラズベリーパイでハイレゾ音源を楽しむための拡張ボードが発売、ジャケット表示用のカラー液晶搭載
完成品と組み立てキットの2種類
2018年3月9日 06:05
カラー液晶を搭載したRaspberry Pi用のハイレゾDACキット「Raspberry Pi用ハイレゾオーディオDACボード」がビット・トレード・ワンから発売された。
製品ラインナップは、組み立て済みの「ADRPM1801P」、自分で組み立てる工作キットの「ADRPM1801K」の2種類と、それぞれに雑誌「ラズパイマガジン」がセットになったパッケージがある。このほか、DACモジュールのみの「ADRPM5122P」が販売されている。
取り扱いを開始した、ツクモパソコン本店IIでは、ラズパイマガジンセットと組み立て済みモデル単体、DACモジュールを販売中。店頭価格(以下、税抜き表記)は雑誌+組み立て済みセットが8,960円、雑誌+組み立てキットが7,460円、組み立て済みモデル単体が6,780円、DACモジュールが2,980円。
ハイレゾ音源対応のDACモジュールとカラー液晶ディスプレイを搭載したRaspberry Pi向け基板
Raspberry Pi用ハイレゾオーディオDACボードは、ハイレゾ音源対応のDACモジュール「PCM5122DAC」と、カラー液晶ディスプレイ(128×160ドット)を採用したRaspberry Pi用の拡張基板。
Raspberry Piに装着することで、最高32bit/384kHz対応のDACとして機能し、液晶ディスプレイにアルバムジャケットなどを表示することもできるという。また、赤外線の受光部を備え、別途用意したリモコンでプレイヤーを操作することもできるとのこと。
なお、工作キットは部品のみのセットで、他に雑誌「ラズパイマガジン」(2018年4月号)の付録基板が必要。Raspberry Piやオーディオケーブルなども別途用意する。
対応機種はRaspberry Pi 2 Model B、Raspberry Pi 3 Model B。ボードのサイズは幅65×高さ26×奥行き56mm、重量は約42g。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]