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アイ・オーのオーディオ向けNAS「Soundgenic」に上位モデル、カスタム品3TB HDD搭載
筐体も強化、制震性能を向上
2018年7月1日 00:01
アイ・オー・データのエントリー向けオーディオNAS「Soundgenic」に上位グレードモデルが登場、3TB HDDを搭載した「HDL-RA3HG」が発売された。
店頭価格は税抜き54,800円(税込59,184円)で、販売店はオリオスペック。
カスタム品のHDDや追加の制震対策などを施したオーディオ用NASの新モデル
この製品はアイ・オーのオーディオ向けNAS「Soundgenic」シリーズの新モデル。「Soundgenic」の2TB HDD搭載モデル「HDL-RA2HF」が2月に発売されているが、これの上位グレードにあたる製品で、HDD容量3TBに増加しただけで無く、他の部分も強化された仕様になっている。
搭載されているHDDは、Western Digitalの「WD AV-GP」のカスタム品とされており、「スローシークモードによる高い静寂性能と電圧変動の抑制に加え、低偏心プラッターにより振動を極限まで抑えている」(メーカー)という。
本体側にも2TB HDD踏査モデルからさらに制震対策が強化され、筐体無いに制振材を追加、剛性を向上させ、製品本体やHDDの振動を抑制するとされている。
このほかの基本的な仕様は2TB HDD搭載モデルと同等となっており、BD/DVDドライブを接続して音楽CDのリッピングやトランスポートに対応し、USB-DACを接続してPCM/DSD対応プレーヤーとしても使用できる。
ファンレス設計筐体やラバー製インシュレーター、輝度を抑えたLEDも採用する点などにも変わりは無い。制御ソフトはカスタム版のTwonky Server 8が採用されている。
本体サイズは168×134×43mm、重量は1.3kg。付属品はACアダプタ、電源コード、LANケーブル、マニュアルなど。
[撮影協力:オリオスペック]