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NVIDIAのハイエンドGPU「GeForce RTX 2080 Ti」が遂に登場、実売17万円以上
2018年9月27日 00:01
リアルタイムレイトレーシングなどをサポートしたNVIDIAのハイエンドGPU「GeForce RTX 2080 Ti」が遂に登場、各社から搭載ビデオカードが発売された。
27日(木)時点で販売が始まったのは、ASUS 1モデル、Colorful 1モデル、GIGABYTE 2モデル、MSI 1モデル、Palit 1モデル、ZOTAC 1モデル、玄人志向 1モデルの計8製品。各社ともオリジナルクーラーを搭載したモデルで、店頭価格は税込174,960~188,800円前後。
販売ショップはツクモeX.パソコン館(売り切れ)、ツクモパソコン本店、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館、パソコンショップ アーク(売り切れ)、オリオスペック(売り切れ)。
「Turing」アーキテクチャを採用したハイエンドGPU
GeForce RTX 2080 Tiは、新たなアーキテクチャ「Turing」を採用したGPU。先週発売されたGeForce RTX 2080の上位にあたるモデルで、現時点でGeForce RTX 20シリーズの最上位となる。
GeForce RTX 2080 Tiの基本仕様は、CUDAコア数4,352、ベースクロック1,350MHz、ブーストクロック1,545MHz、メモリ容量11GB(352bit、616GB/s)、カード消費電力250W。補助電源端子は8ピン×2。映像端子はDisplayPort 1.4×3、HDMI 2.0b×1、USB Type-C×1。
ASUSのDUAL-RTX2080TI-O11Gは、GPU温度が55度より低いと停止する「0dBテクノロジー」を採用した2連ファンクーラーを搭載したモデル。安定性やゲームパフォーマンスなど、144時間の検証プログラムを実施し、信頼性を確保しているという。補助電源コネクタは8ピン×2。カードサイズは約268×114×58mmで、3スロット占有。
ColorfulのiGame GeForce RTX 2080 Ti Advanced OCは、オリジナルのトリプルファンクーラーを装備したビデオカード。補助電源コネクタは8ピン×2。カードサイズは304×118×52mmで、3スロット占有。
GIGABYTEのGeForce RTX 2080 Ti GAMING OC 11G(GV-N208TGAMING OC-11GC)は、82mmファン×3基で構成されたクーラー「WINDFORCE 3X」を採用したモデル。補助電源コネクタは8ピン×2。カードサイズは286.5×114.5×50.2mmで、3スロット占有。
GIGABYTEのGeForce RTX 2080 Ti WINDFORCE OC 11G(GV-N208TWF3OC-11GC)は、80mmファン×3基で構成されたクーラー「WINDFORCE 3X」を採用したモデル。補助電源コネクタは8ピン×2。カードサイズは280.35×116.45×40.24mmで、2スロット占有。
MSIのGeForce RTX 2080 Ti GAMING X TRIOは、100mm×2と90mm×1の3連ファンで構成された「TRI-FROZR」冷却機構を搭載したモデル。補助電源コネクタは8ピン×2+6ピン×1。カードサイズは327×140×55.6mmで、3スロット占有。
PalitのGeForce RTX 2080 Ti GamingPro OC(NE6208TS20LC-150A)は、今回発売された中では最も安価なモデルで、デュアルファン仕様のクーラーを搭載している。補助電源コネクタは8ピン×2。カードサイズは292×112×58mmで、2.5スロット占有。
ZOTACのGeForce RTX 2080 Ti AMP Edition(ZT-T20810D-10P)は、90mmのトリプルファンや5本の8mmヒートパイプなどを搭載したモデル。補助電源コネクタは8ピン×2。カードサイズは308×113×57mmで、2.5スロット占有。
玄人志向のGK-RTX2080Ti-E11GB/WHITEは、デュアルファン仕様の白いクーラーを搭載したGALAXとのコラボレーションモデル。補助電源コネクタは8ピン×2。カードサイズは不明で、2スロット占有。
[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店とツクモeX.パソコン館とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店とパソコンショップ アークとオリオスペック]