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PC-98の「ピポッ」音を楽しめる電子工作キットに外付け対応版が登場

内蔵版のマイナーチェンジモデルも

国民機起動音発生装置 PiPo Ver. 6.2E

 PC-98シリーズの「ピポッ」音を再現できるという電子工作キットに新モデルが登場、「国民機起動音発生装置 PiPo」の新バージョンが家電のケンちゃんで販売中だ。

 今回入荷したのは従来モデルのマイナーチェンジという「Ver. 6.2E」と、Micro USBケーブルによる給電に対応した「Ver. 6.2F」の2種類で、店頭価格は順に税抜き1,700円(税込1,836円)、税抜き1,880円(税込2,030円)。

PCの電源をONにした際に「ピポッ」音が鳴る電子工作キット

 これらは、PCに組み込むことでPC-9801/9821シリーズの起動時のビープ音「ピポッ」が鳴らせるという電子工作キット。組み立てには半田付け作業などが必要で、同店によると「工作は比較的簡単な部類」とのこと。

 完成したキットには電源ケーブルとスピーカーを接続する必要があり、これらを接続することでPCの電源をONにした際に「ピポッ」音が鳴る仕組みになっている。

Micro USBケーブルによる給電に対応した「Ver. 6.2F」
組み立てが必要なキット
パッケージ

 今回入荷した「Ver. 6.2E」は、従来モデルから4ピンペリフェラル電源コネクタのメーカーが変更されたもので、MOLEX製からJST製のものに変更されているという。

 もう一方の「Ver. 6.2F」はUSBによる給電方法を追加することで、外付けでの利用にも対応したモデル。電源コネクタはFDD用4ピンコネクタとMicro USBコネクタの2つが用意されており、前者は内蔵時、後者は外付け時に利用するという。なお、完成したキットは基板が剥き出しとなるため、外付け時には別途ケースを用意するなどの工夫が必要となる。

[撮影協力:家電のケンちゃん]