ニュース

IPv6高速化技術を搭載した「Aterm WG2600HS」が発売、価格は10,980円

 IPv6高速化技術を搭載したNECのAtermシリーズルーターの新製品「Aterm WG2600HS(PA-WG2600HS)」が発売された。

 店頭価格は税抜き10,980円で、販売ショップはツクモパソコン本店ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館

独自のIPv6高速化技術「IPv6 High Speed」に対応したスタンダードモデル

 Aterm WG2600HSはIEEE 802.11ac/n/a/g/b準拠の無線LANルーター。5GHz帯と2.4GHz帯のそれぞれの送信/受信アンテナを4本ずつ内蔵した4ストリームモデルで、5GHz帯(11ac)では最高伝送速度1,733Mbpsに対応する。独自のIPv6高速化技術「IPv6 High Speed」も搭載されている。

 IPv6 High Speed搭載ルーターの4ストリームモデルとしては、2018年7月に「プレミアムモデル」の「Aterm WG2600HP3」が発売されており(発売後に公開されたファームウェアでIPv6 High Speedに対応した)、今回のWG2600HSはその下のグレードで低価格の「スタンダードモデル」に位置付けられている。

 WG2600HSの無線LAN通信の実効スループットはWG2600HP3の約73%(公称値はWG2600HSが約1,048Mbps、WG2600HP3が約1,430Mbps)で、WG2600HP3に搭載されている「バンドステアリング」(端末の電波強度などに応じて自動で接続先を5GHz帯/2.4GHz帯に振り分ける)などの機能も無いものの、価格は安い。

 特定の端末に対して集中的に電波を送る「ビームフォーミング」技術や、計5基のGigabit Ethernetポート(WAN×1、LAN×4)などを搭載する点はWG2600HP3と同じだ。なお、USBポートは非搭載で、USBストレージ・カメラの接続には対応していない。

 本体のサイズ(約)は幅38×奥行き129.5×高さ170mm、質量は約0.5kg。付属品はスタンド、ACアダプタ、LANケーブルなど。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

[Amazonで購入]