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NVIDIAの新GPU「GeForce GTX 1650」がデビュー、価格は税込19,980円から
コンパクト基板採用モデルが多数
2019年4月23日 22:00
初出日時 4/23 22:00
NVIDIAの新型GPU「GeForce GTX 1650」を搭載したビデオカードが各社から登場、複数のショップで24日(水)から販売が始まった。
23日(火)時点で入荷を確認したのは、ASUS×2モデル、GIGABYTE×2モデル、Inno3D×1モデル、MSI×2モデル、Palit×1モデル、ZOTAC×1モデル、玄人志向×1モデルで、各社オリジナルの冷却機構を搭載している
店頭価格は税込19,980円~25,700円前後で、販売ショップはドスパラ秋葉原本店、ツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、パソコンショップ アーク、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館。
最安モデルはショート基板を採用したPalitの「GTX1650 STORMX OC 4G GDDR5(NE51650S06G1-1170F)」で、店頭価格は税込19,980円。
Turingアーキテクチャベースの新GPU、コンパクト基板採用モデルが多数
GeForce GTX 1650は、これまでに発売されたGeForce GTX 1660 Ti/1660と同様に「Turingアーキテクチャ」をベースとしたGPU。
GeForce RTX 20シリーズの前世代であるGeForce GTX 10シリーズの新モデルだが、RTX 20シリーズ世代のTuringアーキテクチャを採用するという製品だ。なお、TuringベースのGPUながら、リアルタイムレイトレーシングを実現するRTコアなどは搭載していない。
今回入荷したモデルはコンパクトな基板を採用するモデルが多く、またMSIの1モデルを除いて補助電源は不要となっている点が特徴。基本仕様はCUDAコア数が896、搭載メモリがGDDR5(128bit) 4GBなど。
ASUSの「DUAL-GTX1650-O4G」は、IP5X防塵ファン×2基構成のオリジナルクーラーを搭載したモデル。オーバークロック仕様で、動作クロックはブーストが1,725MHz(OCモード時1,755MHz)、ベースが1,485MHz(OCモード時1,485MHz)。映像出力端子はDisplayPort 1.4×1、HDMI 2.0b×1、DVI×1を備える。
ASUSの「PH-GTX1650-O4G」は、デュアルボールベアリング採用ファンを搭載したモデル。オーバークロック仕様で、動作クロックはブーストが1,680MHz(OCモード時1,710MHz)、ベースが1,485MHz(OCモード時1,485MHz)。映像出力端子はDisplayPort 1.4×1、HDMI 2.0b×1、DVI×1を備える。
GIGABYTEの「GeForce GTX 1650 OC 4G」は、80mmファン×2基構成の「WINDFORCE 2X」クーラーを搭載したモデル。オーバークロック仕様で、動作クロックは1,710MHz。映像出力端子はDisplayPort×1、HDMI×2を備える。
GIGABYTEの「GeForce GTX 1650 MINI ITX OC 4G」は、Mini-ITX向けの小型ケースにも搭載できることをウリとしたショート基板採用のモデル。オーバークロック仕様で、動作クロックは1,680MHz。映像出力端子はDisplayPort×1、HDMI×2を備える。
Inno3Dの「GF-GTX1650 COMPACT」は、コンパクトサイズをウリとしたショート基板採用のモデル。販売店によると動作クロックは1,665MHz(ブースト時)で、映像出力端子はDisplayPort×2、HDMIを備える。
MSIの「GeForce GTX 1650 GAMING X 4G」は、デュアルファン構成のオリジナルクーラー「Twin Frozr 7」を搭載したモデル。オーバークロック仕様で、動作クロックは1,860MHz(ブースト時)。映像出力端子はDisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0b×1を備える。なお、今回販売を確認したモデルでは唯一、6ピンの補助電源コネクタが用意されている。
MSIの「GeForce GTX 1650 AERO ITX 4G OC」は、Mini-ITX向けの小型ケースにも搭載できることをウリとしたショート基板採用のモデル。オーバークロック仕様で、動作クロックは1,740MHz(ブースト時)。映像出力端子はDisplayPort 1.4×1、HDMI 2.0b×1、DL-DVI×1を備える。
ZOTACの「ZOTAC GAMING GEFORCE GTX 1650 OC 4GB 128BIT GDDR5」は、コンパクトサイズをウリとしたショート基板採用のモデル。オーバークロック仕様で、動作クロックは1,695MHz(ブースト時)。映像出力端子はDisplayPort 1.4×1、HDMI 2.0b×1、DL-DVI×1を備える。
玄人志向の「GF-GTX1650-E4GB/OC/DF」は、デュアルファン構成のオリジナルクーラーを搭載したモデル。オーバークロック仕様で、動作クロックは1,680MHz(ブースト時)。映像出力端子はDisplayPort×1、HDMI×1、DVI×1を備える。
[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店とツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館]