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「Core i7-9700K」の新ステッピング品が入荷、R0 Steppingで価格は45,980円

CPUの入れ替えにはOS再インストール必要

(6/17 13:18更新)最新ステッピングの脆弱性対策に関する情報を追記。
初出日時 5/15 7:05

 第9世代Coreプロセッサの新ステッピング品が、一部ショップに入荷している。

 ツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店では、「Core i7-9700K」のバルク品を販売中だ。店頭価格は税抜き45,980円。なお、店頭では従来品と新ステッピング品を分けて販売しており、購入時に選択する事が可能。

CPUの入れ替えにはOSの再インストールが必要

 これは、LGA1151マザーボードに対応したIntelの第9世代Coreプロセッサ。これまで販売されていたのは「P0 Stepping」のモデルだが、今回新たに「R0 Stepping」のモデルが入荷している。sSpecは「SRG15」(P0 Stepping品のsSpecは「SRELT」)。

 コア/スレッド数、クロック、キャッシュ、TDPなどの基本スペックに変更は無いが、最新ステッピングの「Stepping 13」では、Spectre V2、Meltdown V4、MSBDS、MLPDS、MDSUMへのハードウェアレベルでの脆弱性対策が追加されている。なお、同店によると、利用するにはマザーボードのBIOSを対応バージョンに更新する必要があるほか、既存のシステムに導入した場合は「OSの再インストールが必要になる」とのこと。

裏面
写真左が新リビジョン。右は既存モデル
ステッピングの違いによる価格差はない

 Core i7-9700Kの主なスペックは、8コア/8スレッド、クロックがベース3.6GHz/ターボ時4.9GHz、キャッシュ容量が12MB(SmartCache)、内蔵GPUはIntel UHD Graphics 630。プロセッサー・ナンバーの末尾に「K」が付くアンロックモデルで、クロック倍率の変更に対応する。TDPは95W。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

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