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組み立て時にレイアウト選択ができる左右分離キーボード自作キットの受注スタート

上は完成後のサンプル、下は注文前のRunner3680

 キーの行数・列数を指定できる分離型キーボード自作キット「Runner3680」が、遊舎工房で受注販売中だ。レイアウトを4行/5行、6~8列で指定でき、左右のキー数が異なる分離キーボードも作れる。

 納期は約1週間前後で、販売価格は税込6,480円。

 キットのほか「Runner3680 アクリルプレート」や各種キースイッチ・キーキャップなどが必要。「Runner3680 アクリルプレート」の価格は税込1,944円~3,024円。

注文時にキーの行数・列数を指定できるUSBキーボード自作キット

 Runner3680は、右手用と左手用の2つに分離するUSBキーボードを自作するためのキット。自作キーボードキット「ErgoDash」などの作者である「ダッシュ≡=」氏が製作した。

 注文の際に、キーの行数・列数を指定できるのが特徴。行は4または5、列は6~8に指定でき、キー数は最少で24(4行6列)、最多で40(5行8列)となる。例えば、右手用は40個、左手用は24個といった、左右でキー数の異なる分離キーボードを自作することも可能だ。

 キットの内容は、基板やダイオード、Micro USBコネクタ付きのマイコンボード「Pro Micro」、各種ネジ、ゴム足など。

 キーボードを完成させるには「Runner3680 アクリルプレート」(4行6列~5行8列、6種類)やキースイッチ、キーキャップが必要で、キースイッチはCherry MXやKailhなどの各社製に対応している。ただし、Kailhロープロファイルスイッチには対応しないとのこと。

 このほか、左右のキーボードを接続するためのTRRSケーブル(4極端子)や、PC接続用のUSBケーブル(マイクロB-標準A)が必要。また、オプションとして「Runner3680 ミドルプレート」が用意されている。

5行×6列の分離型キーボード(左側)のサンプル
5行×8列の分離型キーボード(右側)のサンプル
キー数が異なるサンプル
店頭POP

[撮影協力:遊舎工房]