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リード最大1,700MB/sのメモリカード「CFexpress 820」がTranscendから

CFexpress 820 256GB

 リード速度1,700MB/sを謳うTranscendのCFexpressカード「CFexpress 820」が発売された。

 容量256GBの「TS256GCFE820」と同512GBの「TS512GCFE820」がラインアップされており、販売価格は順に税込38,800円、税込58,800円。

XQDカードと互換性がある「CFexpress Type B」タイプのメモリーカード

 CFexpress 820シリーズは、CFexpress Type Bフォームファクタのメモリカード。CFexpressはデジタルカメラなどの機器に向けた記録メディア規格で、高速のPCIe Gen3インターフェイスを採用し、またNVMe 1.3をサポートしている。

 カードの形状はType A、Type B、Type Cの3種類。今回登場したType Bについては、従来のXQDカードとの互換性があり、XQD対応カメラ向けのCFexpress対応ファームウェアを公開しているメーカーもある。

 CFexpress 820では、ベンチマークソフト「CrystalDiskMark」でのデータ転送速度として、256GBモデルでリード1,700MB/s、ライト1,300MB/s、512GBモデルでリード1,700MB/s、ライト1,000MB/sを公称(いずれも最高値)。「デジタル一眼レフカメラでの高速連射撮影に耐えうる転送速度」とアピールしている。

 サイズは38.5×29.6×3.8mm。重量は7g。フラッシュメモリタイプは3D NAND。製品の保証期間は5年。

[取材協力:テクノハウス東映]