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AI解析対応の監視カメラに最適化したSeagate製HDD「SkyHawk AI」

取り扱いラインナップは8~16TB、受発注品

SkyHawk AI

 SeagateのDVR/NVRシステム向けHDD「SkyHawk AI」が登場、オリオスペックが受注販売を開始した。

 取り扱いが開始されたのは8TBモデル「ST8000VE0004」、10TBモデル「ST10000VE0008」、12TBモデル「ST12000VE0008」、14TBモデル「ST14000VE0008」、16TBモデル「ST16000VE000」の5種類。店頭価格は8TBモデルが税込29,700円、10TBモデルが税込38,500円、12TBモデルが税込44,000円、14TBモデルが税込57,200円、16TBモデルが税込64,900円。

AI解析機能付き監視カメラに対応した高性能HDD、信頼性はエンタープライズ級

 SkyHawk AIはSATA 6Gb/s対応の3.5インチHDDで、同社の監視カメラ向けHDD「SkyHawk」の上位に位置する製品。

 カメラで常時監視・録画するDVR/NVRシステム向けに設計されており、コマ落ちを無くすというファームウェア「ImagePerfect AI」を搭載。多数のカメラを使用したシステムはもちろん、AIで映像解析などを行う高負荷システムへの対応もうたわれている。

 エンタープライズクラスの信頼性もウリで、標準的な監視用HDDの3倍というMTBF 200万時間、年間ワークロード550TBを公称するほか、停電や自然災害、ウイルスなどによる損失に対応する、3年間無償のデータ復旧サービスが付帯する。

 取り扱いが開始された中では最大容量となる16TBモデルのスペックは、ディスク数9、ヘッド数18、スピンドル速度7,200RPM、最高内部データ転送レート2,833Mbps、バッファサイズ256MB、ノイズレベル2.8bels(パフォーマンスシーク時)、消費電力6.71W(負荷時)。

 なお、店頭での取り扱いは行われていないが、SkyHawk AIは18TBモデルもラインナップされている。

[取材協力:オリオスペック]