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Fractal DesignのMini-ITXケース「Torrent Nano」が登場、前面に18cmファン搭載

Torrent Nanoシリーズ

 エアフロー重視のFractal Design製Mini-ITXケース「Torrent Nano」シリーズが、18日(金)に発売された。ラインアップは「Black Solid(FD-C-TOR1N-04)」、「Black TG Dark Tint(FD-C-TOR1N-01)」、「White TG Clear Tint(FD-C-TOR1N-03)」、「RGB Black TG Light Tint(FD-C-TOR1N-02)」の4製品で、サイドパネルの構成などが異なる。販売価格は順に17,600円、19,800円、19,800円、21,340円。

Mini-DTX/ITXマザーやATX電源を搭載できるコンパクトなPCケース

 Torrent NanoはMini-DTX/ITXマザーボードとATX電源ユニットに対応したコンパクトなタワーPCケース。サイズは幅222×高さ374×奥行き417mm。通気性の高いグリルパネルと180mmファンを前面に装備した、エアフロー重視のデザイン。長さ335mmまでのビデオカードや280mmサイズまでのラジエータといった大型のPCパーツを内蔵できるのも特徴だ。

 いわゆる“裏配線スペース”が用意されており、マザーボードベースの裏側にケーブルを通せるほか、ベルクロストラップでケーブルをまとめて留めることができる。また、左右サイドパネルにはラッチ構造が採用されており、スクリューレスで簡単に取り外せるとしている。

 4製品の違いはサイドパネルの構成で、Black Solidでは両サイドに「ソリッドパネル」が、Black TG Dark Tintでは両サイドに「強化ガラス(ダーク)」が、White TG Clear Tintでは左サイドに「強化ガラス(クリア)」、右サイドに「ソリッドパネル」が、RGB Black TG Light Tintでは左サイドに「強化ガラス(ライト)」、右サイドに「強化ガラス(ダーク)」がそれぞれ装備されている。また、Torrent Nano RGB Black TG Light Tintでは前面ファンにアドレサブルLED搭載モデルが採用されている。

 ドライブベイは3.5/2.5インチ×1、2.5インチ×2。拡張カードスロットは3基。ファンは背面と底面に増設可能。ファンハブ「Nexus 9P Slim」も搭載されている。

 ラジエータの対応サイズは前面が240/140/120mm、背面が120mm、底面が280/240/140/120mm。他のPCパーツの対応サイズはCPUクーラーが高さ165mmまで、電源が奥行き200mmまで。

[取材協力:ツクモeX.パソコン館ドスパラ秋葉原本店ツクモパソコン本店]