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携帯ゲーミングPC「GPD WIN4 2023」の予約開始、スライド式キーボード搭載

「GPD WIN4 2023 国内正規版」

 スライド式メカニカルキーボード搭載6インチポータブルゲーミングPC「GPD WIN4 2023 国内正規版」の予約が、ハイビーム 秋葉原本店などでスタートしている。発売は10月中旬。

 ラインアップは、CPU/メモリ容量/ストレージ容量の組み合わせが異なる4モデル。Ryzen 5 7640U/16GB/512GBモデル、Ryzen 7 7840U/32GB/512GBモデル、Ryzen 7 7840U/32GB/2TBモデル、Ryzen 7 7840U/64GB/4TBモデルが用意される。

 カラーは、Ryzen 5 7640U/16GB/512GBモデル、Ryzen 7 7840U/32GB/512GBモデル、AMD Ryzen 7 7840U/64GB/4TBモデルがマットブラックのみ、Ryzen 7 7840U/32GB/2TBモデルがマットブラックとピュアホワイトの2色。

 価格はRyzen 5搭載モデルが110,500円、Ryzen 7搭載モデルは137,800円~207,000円で、先行予約限定としてRyzen 7搭載モデルは5,000円オフとなっている。

Ryzen CPUやスライド式キーボードを搭載したポータブルゲーミングPC

 GPD WIN4 2023 国内正規版は、CPUとしてRyzen 7000シリーズを搭載したポータブルゲーミングPC。同CPUを採用し、最大8.9TFLOPSを実現したとしており、またLPDDR5に準拠した最大64GBのメモリを搭載することで、AAAタイトルや動画編集など高負荷作業も高いFPSを保ち快適に行うことができるとしている。

 ディスプレイのサイズは6インチ。解像度は1,280×720。他にも、「スリムベゼル」「ネイティブスクリーンを採用」「60Hzと40Hzに互換性のある1920*1080、16:9の解像度比とリフレッシュレートをサポート」などと説明されている。

 インターフェイスとしてOCuLink(SFF-8612)メスポートを搭載。有効帯域幅64GT/sのPCIe直接接続が可能になり、ゲーム体験と作業効率の向上を実現するという。USB4ポート、3.5mmヘッドフォン/マイクロフォンポート、microSDカードスロットなども備える。

 また、ドッキングステーションの利用が可能で、HDMI出力ポート、有線ネットワークポートなどのインターフェイスを拡張できるとしている。

 本体サイズは約220×92×28mm。本体重量は約598g。小型筐体にスライド式物理キーボードを搭載し、外出先でも気軽に快適にゲームやオフィス作業が可能としている。また、OSはWindows 11 HomeとSteam OSのデュアルシステムにも対応するという。付属品は65W電源アダプター、保証書、取扱説明書。

 GPD WIN 4シリーズ専用関連商品として、「GPD WIN 4 シリーズ専用LTEモジュール」「GPD WIN 4 シリーズ専用クレードル」「GPD WIN 4 シリーズ専用 ハードケース 2種」が用意される。

GPD WIN 4シリーズ向けのオプション品

Radeonモバイルグラフィックスを搭載した世界最小クラスのポータブルeGPUボックス

 上記のほか、OCuLinkポートを介してGPD WIN4 2023に接続できるポータブルeGPUボックス「GPD G1」の予約もスタートしている。搭載GPUはGDDR6 8GBメモリを備えたAMD Radeon RX 7600M XT。GPUボックスの本体サイズは約225×111×30mm。

「GPD G1」
「OCuLinkケーブル」

 価格はGPUボックス単品が106,800円、OCuLinkケーブルとのセット品が115,600円で、ハイビーム 秋葉原本店では先行予約限定価格で予約受付中だ。

[取材協力:ハイビーム 秋葉原本店]