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人気のOC向けグリス「えくすとりーむぐりす 4G」に“あるてぃめいと限定版”

極めて高い熱伝導性能や耐久性を実現

「えくすとりーむぐりす 4G あるてぃめいと」の「初回限定版」

 熱伝導率20W/m・K以上で長期運用も可能というClock Work Tea Partyブランド(以下「CWTP」と記述)のCPU用グリス「えくすとりーむぐりす 4G あるてぃめいと」の「初回限定版」が15日(金)に発売予定だ。販売代理店はタイムリー。

 初回限定版は「オリジナルデザイン樹脂製塗布カード」が付属する数量限定(1,000個)のもので、店頭価格は1,780円。なお、カードが付属しない「通常版」は2024年1月中に発売予定としている。

極めて高い熱伝導性能とほぼ劣化しない耐久性を備えたという熱伝導グリス

 「えくすとりーむぐりす 4G あるてぃめいと」はCPU用の熱伝導性グリスで、熱伝導率20W/m・K以上という性能が売り。特殊加工されたカーボン、極めて微粒子化された酸化金属類とシリコンで構成され、高い熱伝導率を実現しているという。

 CWTPが2023年11月中に製品のテストを実施したという。室温23℃+/-1℃環境において、Core i9-12900K、360mm簡易水冷クーラーなどを搭載したPCを使用し、「Cinebench R23で10分間の高負荷テスト」を実施したとのこと。「最大温度は75℃以下」「平均約70℃」だったという。

 販売元のミニングは「CWTPが実施した検証では360mm簡易水冷を組み合わせる事で、ハイエンドゲーム含む高負荷環境のピーク時でもサーマルスロットリングをほぼ回避できます」と述べている(カッコ内はミニングによる文章のまま)。

 発熱が大きな半導体と容積の大きなラジエーターやヒートシンクを組み合わせた時に、より高い効果を発揮するとのこと。

 また、塗布後は「期待値で5年以上の連続運用」が可能としている。温度や空気による劣化に強く気化率は0.001%のため、長期運用時でもほとんど性能は劣化しないという。

[取材協力:ツクモパソコン本店TSUKUMO eX.パソコンショップ アークオリオスペック]