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国内未発表製品が大量にお披露目!背面コネクタ対応ケースが続々登場予定のThermaltake
~製品体感イベント「Thermal Camp 2024」レポート
2024年7月1日 00:00
6月29日(土)、秋葉原のLIFORK AKIHABARA IIにて、Thermaltakeが新製品体験型イベント「Thermal Camp 2024」を開催。
本稿では「COMPUTEX TAIPEI 2024」にて発表された未発売製品を中心に、多くの国内未発売製品を含む製品展示が行われたイベントの模様をお伝えしよう。
国内未発売のPCケースが大量展示された会場
会場入口に展示されていたのは、門馬ファビオ氏によるMODが施された、国内未発売のATX対応ピラーレスデザインケース「View 380 TG ARGB Hydrangea Blue」。背面コネクタマザーボードにも対応しているのが特徴となっている。
レゴブロックを使ってThermaltakeのパーツ生産工場を再現されており、本格水冷などを駆使したMODとは一味違った世界観のマシンとなっており、会場でも目を引いていた。
E-ATX対応の「CTE E550 TG」も国内未発売ケースで、背面もガラスパネルという3面ピラーレスデザインやマザーボードの倒立配置が特徴。
3面ピラーレスを実現するため、厚みある上下フレームで剛性も確保されているという。
View 380 TG ARGBと同様に、こちらも背面コネクタマザーボードに対応しているほか、ビデオカードのレイアウトを3パターンから選べるという自由度の高さもポイントだ。
「The Tower 600」も国内未発売製品で、ATXに対応したタワー型ケース。こちらも背面コネクタマザーボードに対応している。デモ機では本格水冷が組み込まれ、内部空間の余裕もアピールされていた。
なおデモの水冷パーツには、未発売の門馬ファビオ氏とのコラボパーツも使用されていた。デモ機のフィッティングパーツがコラボ商品で、表面に手回し用のローレット加工などを施さず、見栄えを重視した光沢デザインが特徴。大きさもThermaltakeの既存製品と比べて抑えられているという。
GIGABYTEの背面コネクタマザーボードも近日発売?
協賛出展のGIGABYTEコーナーでは、背面コネクタマザーボード対応ケース「Ceres 350 MX」に、「B650E AORUS STEALTH ICE」を組み込んだ展示も。
GIGABYTEによればB650E AORUS STEALTH ICEは近日国内初予定とのことで、ホワイトカラーのRyzenマシンを見栄え重視で作りたいという人に注目の製品となりそうだ。
冷却関連パーツなどもお披露目
会場にはPCケースのほか冷却関連パーツや電源なども展示されていた。
ケースファンの新モデル「CT EX ARGB FAN」は、マグネット式の連結機構を備えた製品。従来のものから接点面積を拡げてさらに着脱が簡単になったという「MagForce 2.0」テクノロジーを搭載する。単一コネクタでファン電源とLEDの両方を管理でき、ユーザビリティに優れた設計となっていた。
120mmと140mmの2サイズが用意されており、カラーバリエーションだけでなく反転ブレードモデルも投入予定とのこと。
同ファンを標準搭載した簡易水冷CPUクーラー「TH V2 Ultra EX」も展示されていた。
会場には、ハンドルコントローラー用のスタンド「GR500 Racing Simulator Cockpit」も設置され、実際にゲームを体験できるコーナーも。
バケットシートはスライド機構を備え、リクライニング操作もできるという。