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GeForce GTX 780が発売、約8万5千円~
夜間販売は7分間、翌日からは7製品が発売
(2013/5/23 22:07)
(5/23 24:04更新)ASUS製品を追記。
(5/23 23:10更新)夜間販売の詳細および店頭デモを追記
GeForce GTX TITANの下位モデルが登場、「GeForce GTX 780」を搭載したビデオカードが発売された。
発売解禁の23日22時にはGIGABYTE、ZOTAC、Palitの3製品をドスパラパーツ館が夜間販売、続く24日(金)の朝からは他の主要店でも販売が開始。MSI、ASUS、玄人志向、GALAXYの製品が登場している。
TITANと同じ「GK110」を採用した下位モデル
GTX 780はNVIDIA製シングルGPUの新製品で、最上位であるGTX TITANの下位、GTX 680の上位となる。
従来どおりKeplerアーキテクチャを採用するが、GTX 780では、GTX 680のGK104コアではなく、GTX TITANと同クラスの28nmプロセスのGK110コアを採用。
CUDAコアの総数やメモリ、クロックなどのスペックは、GTX TITANをダウングレードした印象で、ショップなどの告知によるとCUDAコア数は2,688から2,304に減った反面、GPUクロックは通常863MHz/Boost時900MHzとやや向上(TITANは836MHz/900MHz)している。搭載メモリはGDDR5 3GBで、メモリインターフェイスは384bit、メモリデータレートは6,008MHzとされている。GPU Boostは2.0対応。
電源関連のスペックはGTX TITANと同様。カード消費電力は250Wで、外部電源端子は6ピンと8ピンが各1基装備される。
夜間販売も実施、7分で終了動作デモも開始
なお、ドスパラパーツ館が行った夜間販売には関係者を含め30人ほどが集まり、そのうちの4人が購入列に。
今回の夜間販売は、「何が販売されるかは当日発表」というスタイル。実際に販売された製品がハイエンド品だったこともあり、「その場で購入を決めた」という人はいなかった模様。7分後、このGPUを予想していたと見られる4人が製品を購入すると、その後の希望者は現れず、そこで夜間販売はお開きに。都合7分間の夜間販売イベントとなった。
ちなみに、同店に近いBUY MORE秋葉原本店では、夜間販売イベントに乗じるかたち動作デモを開始。
動作デモはZOTACのGeForce GTX 780カードによるもので、店外から見えるショーケース内で動作中。深夜イベント終了時から翌朝(24日)までは、閉店時間中も動作デモを実施している。
カードは2スロット仕様MSI製品はバイオハザード6付属
今回発売された各社の製品は、いずれもリファレンス仕様とみられるもの。
カードの実物はPalit製品と確認できたが、冷却システムなどのデザインはリファレンスと思われるもの。カードの厚さは2スロットタイプ。表面を覆うカバーなどのデザインも、GTX TITAN搭載カードから大きく変更されていないようだ。
搭載メモリはGDDR5 3GB。映像端子はDisplayPort、HDMI、DVI(2基)。外部電源端子もリファレンス通りで、6ピンと8ピンが各1基装備されている。
なお、各社の製品のうち、MSI製品のみバイオハザード6がバンドルされている。
※記事初出時、GeForce GTX TITANのメモリインターフェイスの表記に誤りがありました。お詫びして訂正させて頂きます。(5/25 16:10)
[撮影協力:ドスパラパーツ館とツクモパソコン本店とBUY MORE秋葉原本店とパソコンショップ アークとZOA 秋葉原本店]