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15"モバイル液晶にフルHD・IPS版発売、タッチもOK、On-Lap最上位モデル
(2013/7/13 22:31)
USBバスパワーでの動作をうたう台湾GeChicのモバイルディスプレイ「On-Lap」シリーズ初のフルHD&IPSモデル「On-Lap 1502I」がテックウインドから発売された。10点マルチタッチ入力もサポートしている。
実売価格は49,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
ノートPCからの給電はもちろん、モバイルバッテリーと組み合わせて使われることもある同シリーズだが、フルHDやIPS、タッチへの対応で新しい活用法も考えられそうだ。
USBバスパワーで動くフルHD・IPS液晶タッチにも対応
On-Lap 1502Iは、15.6インチのノングレアIPS液晶パネル(1,920×1,080ドット)を搭載するという小型ディスプレイ。
12日(金)に登場したTNパネル搭載の「On-Lap 1502T」の上位モデルで、IPSパネルによる広い視野角や、フルHDの高い解像度が特徴。視野角は水平/垂直とも160度。ただし、応答速度についてはTNモデルが8msなのに対し、IPSモデルは17.5msと低い。
その他の液晶パネルの主なスペックは、表面硬度7H、画素ピッチ0.179mm、輝度220cd/平方メートル、コントラスト比400:1。
また、TNモデルと同じくタッチ入力もサポートしており、Windows 8での使用時は最大10点のマルチタッチ入力が行なえる(Windows 7では2点タッチまで対応)。センサーは投影型静電容量方式。
本体サイズは430.4×248.3×9.9mm、重量は1,350g。ステレオスピーカー(1W+1W)のほか、ヘッドフォン端子も備える。映像入力はHDMIとVGAに対応する(VGAケーブルは別売り)。
電源はUSB経由で供給し、本体には給電にも用いるUSB 2.0ポートが計2基装備されている。付属品はACアダプタ、Micro HDMIケーブル、Micro USBケーブル、スタンドなど。
なお、同社は電源について「USBポート1基でも動作可能」としているが、バスパワーでの使用時は電流不足に注意が必要。Webサイトの製品情報で、消費電流は最大輝度の場合で1.8Aとされているほか、パッケージには最大消費電流が2Aとの記述がある。
[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店とパソコンショップ アーク]