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DSP版Windows 7が単品購入OKに、ただし価格は値上がり、円安で
(2014/1/11 00:01)
(1/11 20:59更新)価格を確認。
パッケージ版の出荷が昨年10月末で終了したWindows 7だが、今度はDSP版Windows 7の新パッケージが発売された。従来のDSP版Windows 7と違い「セット販売」の縛りがなくなったのが特徴だ。
今回登場したDSP版Windows 7は、従来のDVDトールケースとは違う、紙製の白いパッケージを用いたもの。DSP版Windows 8とほぼ同じデザインで、写真やイラストなどがない非常にシンプルなものだ。
ラインナップはこれまでと変わらず、Home Premium、Professional、Ultimateの3つのエディションと、それぞれに32bit版と64bit版がある。
新パッケージの最大の特徴は、DSP版Windows 8と同様「単品購入」できるようになったこと。DSP版Windows 7は「PCパーツとセット購入」がルールになっていただけに、すっきりと購入できるのはメリットだ。なお、ショップによれば、サポートの仕組みもWindows 8と同様になっており、これまでショップが行なっていた無償ユーザーサポートがなくなっているという。
なお、「PCパーツとのセット購入」が不要になって、購入価格が安くなる可能性も考えられるが、「為替レートの関係で、なかなか難しい」(ショップ)とされる。実際、「新版DSP」の単品価格が「旧版DSP+セットパーツ」のセット価格より高い値付けになっているショップも多く、安いショップでも「同額」といった程度。価格だけを見るなら、今のところ「新版」を購入するメリットはないといえる。
「新版」の実売価格はHome Premiumが13,000~14,000円、Professionalが17,000~20,000円、Ultimate 22,000~25,000円程度(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
[撮影協力:ドスパラパーツ館とパソコンショップ アークとツクモパソコン本店II]