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年間550TBのアクセスに耐える6TB/4TB HDDが登場

Seagate製

Enterprise Capacity 3.5 HDD

 Seagateの12Gbps SAS対応ニアラインHDD「Enterprise Capacity 3.5 HDD」の容量6TBモデルと4TBモデルが発売。

 店頭価格(税込)は6TBの「ST6000NM0034」が77,760円、4TBの「ST4000NM0034」が47,520円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。同シリーズの2TBモデル「ST2000NM0034」は先週発売されている。

24時間稼働、年間最大550TBのアクセスに耐える高信頼HDD

左が6TBモデル

 Enterprise Capacity 3.5 HDDは、オンラインとオフラインの中間を担うニアラインストレージ向けのHDD。休みなく24時間稼動するシステムに対応し、年間最大550TBのアクセスに耐える高い信頼性を持つという。

 6TBモデルのST6000NM0034に関しては基板部分が独自形状になっており、「6TBモデルは本体の厚さが3.5インチHDDギリギリのサイズになっており、基板以外にネジ穴の位置も他のモデルとは異なる」(ショップ)という。本体側面のネジ穴の位置は他のHDDと変わりないものの、底面のネジ穴を使って固定するHDDケースやトレイなどには固定できない場合があるため、使用する際には注意が必要。

 6TBモデルのST6000NM0034の主なスペックは、ディスク回転速度7,200rpm、キャッシュ容量128MB、最大連続転送速度226MB/s、消費電力がアイドル時平均7.97W、ランダムリード時11.86W、本体サイズが高さ26.1×幅101.85×奥行き147mm、重量780g。MTBF(平均故障間隔)は140万時間、AFR(年間故障率)は0.63%。

 4TBモデルのST4000NM0034の主なスペックは、ディスク回転速度7,200rpm、キャッシュ容量128MB、最大連続転送速度226MB/s、消費電力がアイドル時平均5.73W、ランダムリード時9.59W、本体サイズが高さ26.1×幅101.85×奥行き147mm、重量635g。MTBF(平均故障間隔)は140万時間、AFR(年間故障率)は0.63%。

[撮影協力:オリオスペック]

Seagate Enterprise Capacity 3.5 HDD