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キーボード上でパックマンが動く?
キー単位で発光色が指定できる高級ゲーミングキーボードが発売

CORSAIR製

K70 RGB

 LEDの発光で“パックマン”や“1UPキノコ”など様々な模様が再現できるCORSAIRのゲーミングキーボードが登場、フルキータイプの「K70 RGB(CH-9000068-JP)」とテンキーレスタイプの「K65 RGB(CH-9000072-JP)」が発売された。両モデルとも日本語キー配列で、店頭価格は前者が税込28,800円前後、後者が税込23,200円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 10月末から一部ショップで展示されていた英語版ではCherry MXキースイッチの“青軸”が採用されていたが、今回発売された日本語版では“赤軸”が採用されている。

 このほか、発売時期は未定だが、マクロキー部を備えた最上位「K95 RGB(CH-9000082-JP)」もラインナップされている。

キーのひとつひとつにLEDが内蔵されたゲーミングキーボード

 これらはキー単位で発光色が指定できるというUSB接続のゲーミングキーボード。キーのひとつひとつにLEDが内蔵されており、キー単位で発光が制御できるのが特徴。色(1,680万色)や輝度(10レベル)が指定でき、またパナソニック製のディスプレイコントローラを採用することで、ウェーブやカスケード(滝のように流れる)などのエフェクトも実現したという。

 発光の設定には専用ソフトの「Corsair Utility Engine(CUE)」を使用。画面にはキーボードレイアウトも表示され、キー単位での色などの指定のほか、カラーパレットの作成、光の流れる方向・速度の指定など、細かなカスタマイズが行なえる。発光パターンに関しては「かなり細かく設定ができる」(ショップ)ということで、CORSAIRのユーザーフォーラムには「パックマンがモンスターに追いかけられているシーン」や「(スーパーマリオブラザーズに出てくる)1UPキノコの落下シーン」などを再現したプロファイルが公開されている。

 本体には、航空機グレードを謳うアルマイト処理のアルミ素材が使用。つや消し加工によりアルミの質感を高めているほか、高い耐久性も実現したとしている。

 また、今回未発売のK95 RGBでは、表面左側に18個のマクロ用キー(G1~G18)も搭載されている。3つのバンクを持ち、各バンクに最大36、合計108の機能を割り当てることが可能という。

 このほか、Windowsキーを無効化する機能や、レポートレートの設定機能(8ms/4ms/2ms/1ms/BIOSモード)なども備えている。

 本体には32bit ARMプロセッサのほかメモリが搭載。発光の設定などはメモリに記憶され、キーボードを他のPCに繋ぎ替えても再設定せずに使用できる。ただし、K65 RGB(英語版)では、メモリは非搭載とされている。

[撮影協力:ツクモDOS/Vパソコン館ツクモパソコン本店BUY MORE秋葉原本店]

【CORSAIR K70 RGB(英語版)の店頭デモ】
【グラデーション、1UPキノコ、スクロール、パックマンの順】
Corsair Utility Engineのイルミネーション設定(リンクスインターナショナル)