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Intel純正のスティックPCが不具合発生で発売延期に

当初は12日発売予定

(5/11 21:12更新)12日発売が延期に。

 12日(火)に発売が予定されていたIntelのスティックPC「Compute Stick(STCK1A32WFC)」が発売延期となった。

 同製品の取り扱いを発表していたアイ・オー・データによると、「初回出荷分に一部不具合が発見されたため」だという。具体的な発売時期は未定。

 なお、事前予約を行っていたドスパラパーツ館は、すでに在庫も入荷していたが、今回の発表を受けて予約受け付けを一旦停止している。

冷却ファンを内蔵したスティックPC、4コア/4スレッドCPUのAtom Z3735Fを搭載

 Compute Stickは、サイズが103.4×37.6×12.5mmの超小型筐体に、4コア/4スレッドCPUのAtom Z3735FやWindows 8.1 with Bing 32bit、HDMIコネクタを搭載したスティック型のPC。

 スティックPCとしてはマウスコンピューターの「m-Stick」、ドスパラの「Diginnos Stick」などに続く製品で、“Intel純正品”は初めて。本体はm-Stick(100×38×9.8mm)より一回り大きいものの、冷却ファンが内蔵されており、長時間使用する際や、高負荷時などでの安定動作が期待できる。

 また、Linux(Ubuntu)搭載モデルの「STCK1A8LFC」が用意されているのも特徴。メモリ・ストレージ容量はWindowsモデルより小さいが、より低価格で提供される。

 メモリ容量はWindowsモデルが2GB、Linuxモデルが1GB、ストレージ容量はWindowsモデルが32GB、Linuxモデルが8GB。

 主な搭載機能・インターフェイスはHDMI 1.4a、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0、USB 2.0(標準A端子)、Micro USB(電源用)、microSDカードスロット。

 付属品はHDMI延長ケーブル、ACアダプタ(5V/2A)、電源用USBケーブルなど。

[撮影協力:ドスパラパーツ館オリオスペック]

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