取材中に見つけた○○なもの

真っ白なゲーミングキーボードが近日登場、ゲーム向けのトレンドはLow Profileキー

COMPUTEX取材時に見かけた気になるアイテム -入力機器/キャプチャ関連製品編-

 COMPUTEX 2018のブースレポートを6月上旬からお届けしましたが、そこでは拾えなかった気になるアイテムを紹介したいと思います。

 ストレージ関連に続き、今回は入力機器/キャプチャ関連製品編をお届けします。

真っ白なゲーミングキーボードがTESROから登場予定、10キーレス/Low Profileモデルも

GRAM SPECTRUM TKL

 ありそうで無かったホワイトカラーのゲーミングキーボードがTESOROから登場予定!しかも、10キーレス/Low Profileかつ日本語配列もラインナップ予定とのことで、個人的に超大期待の製品だったりします。

 白いゲーミングキーボードは実はほぼ選択肢が無く、RGBバックライト、日本語配列、10キーレスとなるとおそらく販売されている製品は無いはず。実はめちゃめちゃ貴重です(個人的にずっと探しています……)。

 ゲーミングキーボード=黒という状況を崩してくれるかもしれないメーカーなので、今後の動向に注目です。

薄いキートップが特徴のAgile Switchを採用。
Ultra Low Profile Switch採用でBluetooth 4.2対応の薄型モデル「GRAM XS」。
こちらはオーソドックスな赤軸モデル。キートップの材質や質感などは個人的にはこちらが好み。これの10キーレス/日本語配列モデルが欲しかったりしますが……。

ゲーミングキーボードのトレンドはLow Profile、CHERRYが低背の赤軸を投入

Low Profile REDスイッチ

 キースイッチの王者となっているCHERRYのブースにはLow Profile仕様のREDスイッチが展示されていました。

 ちなみに、COMPUTEX会場のゲーミングキーボードをザックリ見たところ、各社Low Profileモデルを一押しにしており、今年のトレンドといった感じになっていました。Low Profileモデルはキー入力の受付が速いとのことで、ゲームに勝ちたいユーザーにニーズが高いのかもしれません。

 ちなみに、サイレントタイプのキースイッチや、カラフルなキートップも展示されていました。

フレームレス+Low Profileが今後のゲーミングキーボードの標準型になるかも?
サイレントタイプのスイッチも複数展示されていました、こちらはSILENT BLACK。
様々なカラーのキートップも展示。

速度重視の“TITAN軸”採用キーボードをROCCATが展示

VULCAN 120 AIMO

 ROCCATのブースにはオリジナルデザインのTITAN軸を採用するゲーミングキーボードが展示されていました。

 入力速度重視モデルで、こちらもやはりLow Profileタイプ。薄型のキートップを採用しており、触った感じはなかなか良い感触。デザインも高級感のあるもので、軸のクリアな部分を上手く活かしたものだったりと中々良いです。

 キーを押すと、そのエリアに対応したディスプレイのバックグラウンドカラーが変化するデモも行われおり、センスの良さがアピールされていました。

TITAN SWITCH採用。
側面から見たところ。
キーを押すと対応したエリアのバックグラウンドカラーが変わるデモ。

カスタマイズパーツも一式運べるゲーミングデバイスBOXをEpicGearが展示

50Cal Gaming Set

 EpicGearは、キーボードやマウス、ヘッドセットをはじめ、交換用キースイッチやマウスバンジーまで一式セットになった収納BOX、「50Cal Gaming Set」を展示。

 ゲーミングデバイス用のバックなどがありましたが、ツールボックスのようなかたちでデバイスを一式しまえるモデルは結構珍しいです。カスタム用のパーツも持ち運べるので、これはかなり便利かも。

 このほか、光学センサーとレーザーセンサーを交換可能な構造のマウス「MORPHAX」も展示されていました。外装や重量、マウスボタンも交換可能で、かなりカスタマイズ性が高いモデルです。

多数のデバイス/パーツが綺麗に収納可能。
高いカスタマイズ性がウリの「ORPHAX」。
なんとセンサー部分まで交換可能。

桜色の萌えキーボードがVARMILOから、イメージキャラのフィギュアまである本格派

桜 日本発売記念バージョン

 VARMILOは桜色の鮮やかなキーボードを展示。イメージキャラクターのフィギュアまで用意している本格的な萌えキーボードです(笑)。

 絶妙な色合いのモデルで、発色は鮮やかさがありつつもくどくなく、かなり良い色合いのモデルです。女性ゲーマーとかが使っていると結構ポイントになるかも。ちなみに、良くパッケージを見ると「日本発売記念バージョン」の文字が……、日本の店頭で購入できるようになるのかも?

 ちなみに、今年の干支バージョンの青いキーボードも展示されていました。色のチョイスがこちらも絶妙で、味のある蒼がベースカラーになっています。コレクションとして一つ欲しいです。

本気で作った萌えキーボードと言った感じがします。
イメージキャラクターのフィギュアも展示。
こちらは干支モデル、VARMILOのカラーセンスはさじ加減がかなり良いです。

4K/HDRもキャプチャできるユニットをAVerMediaが投入

4K/60p/HDR録画対応の「GC573」

 AVerMediaのブースでは、4K/60p/HDR録画対応の新型キャプチャカード「GC573」が展示されていました。

 解像度を落とせば240fps録画も可能とされており、動画の素材撮りとしては最強のカードといった感じです。インターフェイスはPCIe x4レーンで、RGBイルミネーションまで搭載されています。

 スペックは落ちますが、USB 3.1接続の「GC553」も展示されていました。こちらは4K/30p録画対応で、手軽に4Kを撮るならこちらも良さそうです。

コンシューマー向けとしてはかなり贅沢仕様。
イルミネーション機能も搭載。
4K/30p録画対応でUSB 3.1接続の「GC553」。