取材中に見つけた○○なもの

価格は60万円?もはや芸術作品なIn Winの超高級ケースや定番COSMOSの最新版が登場

COMPUTEX取材時に見かけた気になるアイテム -PCケース/完成品PC編-

 COMPUTEX 2018のブースレポートを6月上旬からお届けしましたが、そこでは拾えなかった気になるアイテムを紹介したいと思います。

 ストレージ関連入力機器/キャプチャ関連に続き、今回はケース/完成品PC編をお届けします。

もはや芸術品の領域、In Win力作のオブジェ風金属ケースが登場!価格は60万円?

Z-Tower

 もはや金属を使った芸術作品というような独創的なケースを公開したIn Win。

 PCケースのかたちにとらわれない流線型デザインを採用するコンセプトモデルで、製品名は「Z-Tower」。素材は全てアルミニウムとなっており、かなりの厚みとなっているため、重量も凄そうです……。マザーボードは最大でE-ATXが搭載可能。

 関係者に大まかな予価を聞いたところ、日本で販売する場合は60万円前後になるのではとのことでした。サイズがサイズなので送料も半端ないことになりそうです。

 カラーはシルバーの他にブラックも用意されており、こちらも凄い存在感でした。

存在感がもの凄いモデルです。
PCケースと言うよりは芸術作品が近い印象。
カラーはブラックも用意。

RGB LEDイルミネーション搭載版のCOSMOSをCooler Masterが発表

Cooler Master

COSMOS C700M

 日本でも人気の定番ケースとなっているCooler MasterのCOSMOSですが、RGB LEDを搭載した最新モデル「COSMOS C700M」が展示されていました。

 デザインや使い勝手の良さはそのままに、最新のトレンドを取り入れたモデルで、RGB LEDのアクセントを上手く使ったモデルになっています。本体のカラーも独特なものになっており、特別感もあります。

 内部もビデオカードを“魅せる”ために縦方向に搭載可能な機構を備えており、マザーボードも横向きに搭載可能だったりと、このあたりもかなり個性的です。

ケース内部、ビデオカードが縦方向に搭載可能な特殊レイアウトになっています。
天板側、内部に水冷ラジエーターを搭載可能なスペースを備えています。
かなり鮮やかに輝く水冷クーラーも今後登場予定。

“水晶塔”をうたうゴージャスなPCケースをSMART-FUTURE ARTS TECHが展示

「水晶塔」

 SMART-FUTURE ARTS TECHのブースには、もの凄く煌びやかなPCケースが展示されていました。質感なども良く、これぞ高級ケースと言った感もあります。

 製品は“水晶塔”とされており、水冷パーツや光り物を組み合わせると、かなりゴージャスに見える凄いモデル。作り込まれたデモ機は圧巻といった感じで、展示機などに使うと存在感が凄そうです。

 PCケースは強化ガラスが流行だったりしますが、ガラス+ミラー素材もなかなか良いかもしれません。

透明+ミラー素材は光り物パーツが映えます。
背面側。
内部構造、構成によっては大人しい感じにもできそうです。

卓上にぴったりなデザイン?三角形の小型PCをAcute angleが開発

Acute Angle PC

 三角形デザインのユニークな小型PCがAcute angleのブースに展示されていました。

 サイズも手頃で、本体後部はケーブルガイドの役割も果たしていたりと、結構完成されたデザインで凄いです。卓上に置くPCとしては完成形の一つかも。

 サイズ的に冷却機構の制限などもあるため、ハイスペック機ではありませんが、価格次第では人気になりそうな気もします。

本体側面、木製パネルが使われています。
本体後部に端子類がまとめられており、機能面でのデザインもよくできています。
ディスプレイの横に置いたりするのにぴったりな感じ。

GIGABYTE製マザーボード搭載のロボが台湾 松山空港に登場!

GIGABYTEロボ?

 COMPUTEXの会場ではありませんが、台湾の松山空港にロボットのオブジェが飾られていました。

 遠目に見てマザーボードが入っているな~と寄って見たところ、搭載されていたマザーボードはGIGABYTEのGA-X79-UD7。なんとGIGABYTEロボでした(笑)。

 ちなみに、このロボはGIGABYTEとは関係ないようで、everrichという会社が設置したE-Robotという作品になります。

ロボの内部。
GA-X79-UD7を搭載。
正式名称はE-Robot