取材中に見つけた○○なもの

ゲーマーはどんなヘッドセットを使ってるの?人気モデルをeスポーツ専門店スタッフに聞いてみた

地下1階にプレイエリアを備えるGALLERIA esports Lounge、展示されてるゲーミングデバイスをレンタルしながらPCゲームを楽しむことができます(プレイエリアの利用は有料)。

 軽量タイプや高音質モデル、独自の立体音響技術を搭載したモデルなど、ゲームに特化したヘッドセットが各社から数多く登場しています。どのヘッドセットを買えばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

 そこで今回は、地下1階にプレイエリアを備えるドスパラのeスポーツ専門店「GALLERIA esports Lounge」のスタッフにヘッドセットの人気モデルを聞いてみました。購入を検討している方は参考にしてみてください。

立体音響技術“THX Spatial Audio”に対応した「BlackShark V2」

 Razer「BlackShark V2」は、高音、中音、低音の3つのドライバーを搭載しているかのような幅広い音域を実現した「TriForce 50mmチタンドライバー」を搭載したゲーミングヘッドセット。

 立体音響技術「THX Spatial Audio」に対応しており、ゲームのプレイ中に水平方向だけではなく、上下方向の音も聞き分けられるという。接続インターフェイスはアナログ3.5mmもしくは付属のサウンドアダプタを利用したUSB。

 周波数特性が12Hz~28KHz、インピーダンスが32Ω。本体重量は262g。

長時間のゲームプレイを可能にした「Kraken Green・Black」

 Razer「Kraken Green・Black」は、イヤーパッド内に冷却ジェルが搭載されたゲーミングヘッドセット。

 装着時の蓄熱を抑えることが可能とされており、長時間のゲームプレイを可能にするという。また、本体フレームはアルミ製で、軽量で柔軟性のあるデザインになっているという。接続インターフェイスは3.5mmステレオミニ4極または3極。

 周波数特性が12Hz~28KHz、インピーダンスが32Ω。本体重量は322g。

軽量設計を採用したマルチプラットフォーム対応の「G335」

 ロジクール「G335」は、鮮明かつクリアなステレオサウンドを再現するという40mmオーディオドライバーを搭載したゲーミングヘッドセット。

 同社の「ロジクールG」シリーズ有線型ヘッドセットの中で最も軽いモデルで、本体重量はケーブルを含めて240gとなっている。また、マルチプラットフォーム対応をうたっており、PCのほかNintendo SwitchやPlayStation、Xboxなど3.5mmイヤホンジャックポートを搭載したデバイスに接続が可能。

 周波数特性が20Hz~20KHz、インピーダンスが36Ω。本体サイズは189×180×79mm。

ボイスチャット向けの音質調整機能を搭載した「G PRO X ゲーミング ヘッドセット」

 ロジクール「G PRO X ゲーミング ヘッドセット」は、USB接続とアナログ接続に対応したゲーム向けのヘッドセット・

 マイク音声を調節できる機能「Blue VO!CE」を搭載。マイク入力された音声にノイズリダクション、圧縮、ディエッサーといった処理をリアルタイムで行なうというもので、これによりスタジオ級の高音質でゲーム内チャットを楽しむことができるとしている。機能はユーザーによる設定が可能で、配信向け、スポーツ向けといったプリセットが用意されているほか、AMラジオ風の音声にすることもできるという。

 周波数特性が20Hz~20KHz、インピーダンスが35Ω。本体サイズは195×94×138mm、重量は320g(ケーブル除く)。

PCやゲーム機など幅広い機種に対応する「Arctis 1」

 SteelSeries「Arctis 1」は、ステレオケーブルによるアナログ接続に対応したゲーミングヘッドセット。PCのほか、PlayStation 4やNintendo Switchといったゲーム機、スマホ、タブレットなど様々な機種で利用できる。

 上位モデルの「Arctis 7」と同じスピーカードライバを採用するほか、マイクはDiscord認証を取得した双指向性で、ノイズキャンセリング機能「ClearCast」に対応している。

 周波数特性が20~20,000Hz、インピーダンスが32Ω。