発売になったばかりのASUS製Pentium M用Socket 478変換アダプタ「CT-479」に早くも改造方法が見つかったようだ。ZOA 秋葉原本店では、動作電圧を1.5V固定にした改造モデルを店内で動作させるデモを実施中だ。なお、改造品の継続販売は行なわないが、デモ使用品を販売する予定はあるという。価格は未定。
Pentium Mの最大動作電圧は例えば最上位モデルの770(2.13GHz)の場合で1.372Vだが、この改造ではそれを1.5Vに上げることができるという。デモ機は改造済みの「CT-479」とPentium M 730(1.60GHz)、i865PEチップセット搭載Socket 478マザーボード「P4P800SE」を用いたもので、同店のテストではオーバークロック耐性の向上も確認。改造前は1.8GHzが限界だったが、改造後は2.1GHzまで上昇させることができたとしている。
改造の方法はCPUソケットの特定の1ヶ所の穴を広げ、CPUの対応するピンに絶縁体を被せてからソケットに装着するというもの。ただし同店いわく、この方法はWebサイト(URL未公開)に掲載されていた情報を元にしており、詳しい内容についての問い合わせは受け付けないとしている。
なお、今後同店では「CT-479」とCPU、マザーボードをセットで購入した人を対象に改造サービスを行なうことも考えているとのことなので、こちらに期待だ。
□CT-479(ASUSTeK Computer)
http://www.asus.com/products1.aspx?l1=3&l2=0&l3=0&modelmenu=0&share=txt/57
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| (ASUS CT-479) |
[撮影協力:ZOA 秋葉原本店]