【 2011年11月10日 】 | |
ソニー製HMDが明日発売でデモ開始、予約しても入手は来年? |
11日(金)に発売されるソニーの3D対応ヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」を体験できるデモがソフマップ 秋葉原 本館で始まった。注目製品とあってデモ機前は常に3〜5人程度の行列状態。同店は「1人3分まで」と試用時間に制限を設けている。
ただし、このHMZ-T1は「初回入荷分は予約で完売」(同店)とのこと。今後の入荷分についても「人気が高いため、今予約しても納期は2012年1月下旬以降になる」という。他店やネットショップでも同様の告知が多く、今から年内に入手するのはかなり困難と思われる。同店の表示価格は59,800円。
●有機ELを使ったヘッドマウントディスプレイ
3Dにも対応
HMZ-T1は有機ELパネルを採用した解像度1,280×720ドットのヘッドマウントディスプレイ。「約20m先に750インチのスクリーンを設置したのと同様」(同社)という映画館クラスのワイドスクリーンで、高精細な映像が見られるとしている。また、3Dコンテンツの立体視にも対応。左目用と右目用のパネルに独立した映像を表示する「デュアルパネル3D方式」を採用することで、3D表示時のクロストーク(左右の映像が混ざり合って二重に見える現象)を防止、自然で明るい高純度な3D映像が楽しめるという。
製品の構成は、頭部に装着するヘッドマウントユニットと、HDMI端子などを備えたプロセッサーユニットの2つで、両者は長さ3.5mの独自ケーブルで接続。ヘッドマウントユニットには、5.1チャンネルバーチャルサラウンドに対応したオープンエアタイプのヘッドホンも内蔵されている。
本体サイズ(約)はヘッドマウントユニットが幅210×高さ126×奥行き257mm(ヘッドバンド部を含む)、プロセッサーユニットが幅180×高さ36×奥行き168mm(突起を含む)。重量(約)はヘッドマウントユニットが420g(ケーブルを除く)、プロセッサーユニットが600g。
□HMZ-T1/プレスリリース(ソニー)
http://www.sony.jp/hmd/products/HMZ-T1/
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201108/11-0831/□関連記事
【2011年9月20日】HMDの新時代を切り開く!? ソニー「HMZ-T1」を体験する(AV Watch)
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/np/20110920_478744.html
【2011年8月31日】ソニー、3D対応の有機ELヘッドマウントディスプレイ(AV Watch)
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110831_473691.htmlソニー HMZ-T1 [撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]