HDDに最大3台のSSDキャッシュを組み合わせて高速ストレージが構築できるインターフェイスカード。メーカーはHighPoint。 この製品は4基の6Gbps SATAポートが使用できるPCI Express 2.0 x8接続インターフェイスカード。カード上にMini-SASポート(SFF-8087)が1基搭載されており、ここに4分岐SATAケーブルを接続、さらに別途用意したSATA HDD/SSDを接続してドライブを構築する。 特徴は、最大4台のHDD/SSDを組み合わせて様々な特性のドライブを構築できる点。1台のHDDに最大3台のSSDを組み合わせることが可能な「Maximum Performance」は、データ転送速度を最も重視したモードで、パッケージの記載によれば最大1,500MB/sの速度が実現できるという。 SSDキャッシュを用いたHDDインターフェイスカードとしては、HDDとSSDを1基ずつ接続するタイプが一般的だが、今回の製品のように3台ものSSDが接続できるのは珍しい。 もちろん、SSDキャッシュを3台未満にしてコストを抑えることも可能。このほか、2台のHDDと1台以上のSSDを組み合わせて冗長化、データ保護性能を最大化する「Maximum Protection」など、計4種類のモードが用意されている。 搭載コントローラはMarvell 88SE9485。対応OSはWindows 7/Vista/Server 2008、Linux、Mac OS X。 付属品はSFF-8087−SATA×4ケーブル、LowProfileブラケット、ソフトウェア収録CDなど。 なお、外部Mini-SASポート(SFF-8088)を搭載したモデル「RocketCache 3244X8」もラインナップされている。 □関連記事 【2012年3月28日】ディラック、4台まで接続できるSSDキャッシュ化インターフェイスカード(PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120328_521970.html 【2011年9月29日】SSD+HDDをPCIe接続、高速ハイブリッドドライブが発売に http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111001/etc_ocz.html 【2011年8月24日】mSATAスロットを追加できるカード発売、SSDをキャッシュにも http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110827/etc_kuroto.html 【2011年3月19日】HDD+SSDでハイブリッドHDDを作れるSATAカードが発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110319/etc_hpt.html
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