(2013/6/16 00:55)
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Haswell版Xeon向けチップセット「Intel C222」を搭載したマザーボードが初登場。メーカーはIntel。
サーバ・ワークステーション向けCPUのHaswell版Xeonについては、一部メーカーがデスクトップPC向けLGA1150マザーでの対応をうたっているが、正式対応したマザーが登場したのは初めて。
現時点でのチップセットのラインナップはIntel C222、C224、C226の3種類。デスクトップPC向けと同様、CPU側にPCIe 3.0やメモリといったインターフェイスが搭載されているため、チップセットは主にストレージや入力デバイスなどとのI/Oを担当する。
3モデル共通で備える機能・インターフェイスはPCIe 2.0、6Gbps SATA、USB 2.0/3.0などで、最上位のC226は6Gbps SATAを6基、USB 2.0/3.0を計14基装備している。最下位のC222の場合は6Gbps SATAが2基、USB 2.0/3.0が計10基。
このほか、C226のみCPU内蔵GPUによるグラフィックス機能をサポートするなど、モデルによる違いがある。C222とC224は、レガシーインターフェイスのIDEがサポートされているのも特徴。
S1200V3RPSは、そのC222チップセットを搭載したmicroATXフォームファクタのLGA1150マザー。CPUはTDP 95WまでのXeon E3-1200 V3シリーズに対応する。
スロット数はPCIe 3.0 x8×1、PCIe x8×1、PCIe x4×1、PCIe x1×1、DDR3 DIMM×4(最大32GB、ECC/Unbuffered DIMMサポート)。主な搭載機能・インターフェイスはVGA(2D Videoコントローラ搭載)、Gigabit Ethernet(2ポート)、6Gbps SATA(2ポート)、3Gbps SATA(4ポート)、Intel RST(RAID 0/1/10/5)、USB 2.0/3.0。
ちなみに、デスクトップPC向けLGA1150マザーで、Haswell版Xeonへの対応がうたわれている製品はASRockやGIGABYTE、MSIなどから発売されている。