今週見つけた新製品
製品ジャンル
ファン/冷却関連製品の新製品 (2014年1月25日)
(2014/1/21 21:22)
- ※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
この価格で販売されることを保証するものではありません。
実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。 - ※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。
価格(円) | ショップ | 備考 |
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ファン/冷却関連製品
CRYORIGR1 Ultimate
- LGA2011/1150/1155/Socket AM3+/FM2用CPUクーラー
13,800 | オリオスペック | |
13,800 | ツクモeX.パソコン館 | 4F |
13,800 | ツクモパソコン本店 | B1F |
13,800 | パソコンショップ アーク | |
13,800 | 浜田電機 | 2F |
有名PCパーツメーカーの元スタッフらが立ち上げた新たなメーカー「CRYORIG」の大型CPUクーラー。
CRYORIGはPhanteksやProlimatech、Thermalrightといった冷却パーツメーカーに勤めていたスタッフが集まって昨年創立したメーカー。新興ながら豊富な経験を持つことがウリという。
そして第一弾製品となったのが、本体サイズが幅140×高さ168.3×奥行き130mm、重量1,181gという今回の大型CPUクーラー「R1 Ultimate」(サイズと重量はパッケージ記載のもの、ファンを含む)。
ヒートパイプとヒートシンクとの接着に、同社が特許を持つという独自の半田付け技術「DirectCompress」を採用しており、これにより従来の半田付けに比べ接触効率が10%以上向上、熱伝導性を高めたとしている。
このほか、フィンを7本のヒートパイプで“串刺し”する際に、ヒートパイプ同士を平行にではなくジグザクに配置することで熱伝導性を高めるという「Heatpipe Displacement Optimization」、流体力学の応用により、フィン内の空気の流れを加速するという「Jet Fin Acceleration System」なども採用されている。
マザーへのマウント機構には、特許出願中という「MultiSeg」が採用。1.5mm厚の金属バックプレートと、精密な圧力計算を行なったというスプリングネジを用いたもので、同社は「わずか数分で装着できる一方で、LGA1150/1155/1156プラットフォームにおいて安全かつ頑丈なマウントを実現する」としている。
対応CPUソケットはLGA2011/1366/1150/1155/1156/775/FM1/FM2/AM2/AM2+/AM3/AM3+。冷却ヘッドはニッケルめっきした銅製の「C1100」が、冷却ファンは140mmサイズ/25.4mm厚の「XF140」2基を採用。ファン回転数は700〜1,300rpmとされている。
また、CPUクーラーとしては長期の6年保証が付く点も特徴。代理店のディラックによれば、ディラックとCRYORIGによる3年保証が標準で付くほか、CRYORIGにユーザー登録を行なうことで3年保証が追加されるという。
ただし、追加の3年保証を受ける際には、台湾のCRYORIGと直接コンタクトを取る必要があるとのこと。
CRYORIG製の14cmファン。通常タイプのXF140と薄型のXT140が発売されている。
2モデルともに12cmファンのネジ位置で固定するタイプの製品で、黒/白/赤の防振ゴムが付属している。XF140のの回転数は700〜1,300rpmで、厚さは25.4mm。XT140の回転数は700〜1,300rpmで、厚さは13mm。
ASUSのZ87搭載Mini-ITXマザーボード「MAXIMUS VI IMPACT」に対応した水冷ヘッド。メーカーはEK Water Blocks。
チップセット、CPU、VRMと3カ所を同時に冷却可能なモデルで、トッププレートが透明アクリルのモデルと、アセタルのモデルの2製品が発売されている。
NZXTKraken G10(RL-KRG10-B1/W1)
- ビデオカード向け簡易水冷ヘッドマウンタ
3,980 | オリオスペック | 売り切れ |
3,980 | ツクモeX.パソコン館 | 5F |
3,980 | ツクモパソコン本店 | B1F |
オールインワンCPU水冷キットをビデオカードの冷却に流用できるというマウンタ。メーカーはNZXT。
販売されているカラーはホワイト(RL-KRG10-W1)とブラック(RL-KRG10-B1)の2種類。このほか、レッド(RL-KRG10-R1)もラインナップされているが、「この製品は今回限定の入荷」(オリオスペック)としており、レッドモデルを含め次回の入荷はない見込み。
Kraken G10は、オールインワンタイプのCPU水冷キットを利用して、ビデオカードを冷却するためのマウンタ。
ビデオカードに標準搭載されているクーラーを取り外し、このマウンタを用いて水冷キットの冷却ヘッドをGPUコアに装着するというもので、リファレンスデザインのAMD/NVIDIA GPU搭載ビデオカードに対応している。
同社によれば、クーラーの換装により冷却性能を大幅に向上させることが可能で、リファレンスのGeForce GTX 780カードに同社製水冷クーラー「Kraken X40」を装着した場合、負荷時の温度が80℃から45℃に低下するとしている。
装着可能な水冷クーラーも豊富で、同社に加え、Antec、CORSAIR、Thermaltake、Zalman Techの計5メーカーに対応。Webサイトに掲載されている現時点の対応機種は、NZXT Krakenシリーズ、Antec Kuhler H2Oシリーズ、CORSAIR Hydroシリーズ、Thermaltake Water 3.0/2.0シリーズ、Zalman Tech LQシリーズの計20機種となっている。
ただし、標準クーラーを取り外すことで、ビデオカードの保証が無効となるほか、同社も「ユーザーの誤装着によって発生した損傷などの責任は負わない」などとしているので要注意だ。
また、マウンタには、ビデオメモリ冷却用として付属の92mmファンが装着できるが、同店は「メモリの冷却に不安がある場合は、ヒートシンクを別途用意して装着したほうがよいかもしれない」としている。
本体サイズは幅177×高さ32.5×奥行き110.6mm。付属品は92mmファン(回転速度1,500rpm)、冷却ヘッド固定用バックプレートなど。
Hardware Labs製水冷ラジエーターの新モデル。
発売されたのは厚さ29.6mmのBlack Ice Nemesis GTSシリーズと、厚さ54mmのBlack Ice Nemesis GTXシリーズ。2シリーズともに12cmファン対応で、ファン×1基/ファン×2基/ファン×3基/ファン×4基搭載対応モデルがそれぞれ発売されている。
同社の旧モデルと比較すると、流路が広くなり水が流れやすくなっているほか、フィンピッチが広くなったため低速ファンでも空気が流れやすくなっているという。
また、本体の塗装はつや消し黒しぼ仕上げの特徴的なものとなっている。