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2006年08月13日
AMDの対抗デモは動員数でCore 2 Duo深夜販売を超えた?
12日(土)に続き、日本AMDによるAthlon 64 X2対Core 2 Duoの比較デモイベントが13日(日)にT-ZONE. PC DIY SHOPで実施され、2日連続で大盛況となった。
すでに複数のメディアで初日のデモ内容が報じられていたため、集客数は落ちるのかと思いきや、フタを開けてみれば全く関係なし。店の前はデモの見学を目的とした人で溢れかえり、ちょっとした混乱状態に。抽選会のある最後の回では、出入り口付近の狭い公道が100人近くの観客でふさがれてしまい、クレバリー1号店など周辺ショップの入り口さえふさいでしまいそうな勢いに。デモの途中で道を通り抜けようと進入してきた車があきらめてバックしてしまう珍事も起きた。
デモがおこなわれている間は、T-ZONE. PC DIY SHOPも自身の入り口がほとんどふさがれる状態となってしまい、「こちらは通路となっております。立ち止まらないでください。」と僅かな通路を維持するのに店員も必死だった。デモが大盛況で盛り上がって嬉しい反面、ショップとしては買い物客の入店に影響が出て冷や冷やだったかもしれない。
それにしても、このデモへの関心はすごい。Core 2 Duoの深夜販売では500名近い人が集まったが、1日数回行われるAMDのデモは毎回100名前後集めているわけで、延べ人数という点で見れば、これはもうAMDの勝利ということになる。
「Core 2 DuoのおかげでAthlon 64 X2が再評価された」とデモでは何度か発言していたが、ある意味、Core 2 Duo発売で一番得をしたのはAMDだったのかも?
今週のPOPギャラリー
【Core 2 Duoあります】 パソコンハウス東映 |
【Core 2 ドスパラ秋葉原Prime館 |
【コミケ参加者に告ぐ】 TWOTOP秋葉原本店 |
【市川健太郎の挑戦 (編注:今週の挑戦はほとんどお休みだった模様)】 TWOTOP秋葉原本店 |
【カラフルケース《青》のウリ文句】 フリージアサポート200% SHOP |
【カラフルケース《オレンジ》のウリ文句 (店頭では6色分全部書いてあります……)】 フリージアサポート200% SHOP |
裸族の甲羅(?)販売中
最近、どこのショップでも「裸族の服」系グッズが良く売れている模様。自作してるとHDDを裸で使うのが癖になっちゃうし、でもカランカラン言わせてHDDを積み上げるのもなんか不安だし……という方々に好評みたいなんですが、今度は「裸族の甲羅(?)」とでも言えそうなものを見つけちゃいました。
これ。
本来はiCute製ケースの特定のHDDベイのみに対応するHDD用ヒートシンクなんですが、そういう特殊仕様なだけあって甲羅をつけたままでも「服」が着られます。
販売しているフリージアサポート200% SHOP曰く「ボウギョリョク+8」だそうで、なんか判るような判らないような(笑。
価格は1個399円、2個セット798円。
サクラエディタはベンチマークの夢を見るか?
12日(土)に行われたAMDによるAthlon 64 X2対Core 2 Duoのベンチマーク対決は、いくつかの点で意表を突かれた。競争の軸が最上位モデル同士のピーク性能ではなく、ボリュームゾーンの価格帯で選出された製品同士の性能比較だったという点は、周囲の業界関係者も思わず「えっ」といった反応。CPUメーカーから大々的に予告された対決デモの内容が、まさか中・下位モデルのAthlon 64 X2 4200+とCore 2 Duo E6300との対決だったとは誰も予想しなかったろう(笑)。
上位モデルでの比較では不利だからなのか?と勘ぐることもできるが、相手に興奮状態で殴りかかったように見せておいて、実は相手に有利な土俵にはあえて乗らずに勝負したのだとすれば、それはそれで驚くべき冷静さだ。CPU自体はすでにどちらも普通に使う分には十分すぎる性能を持ち、省電力設計という点である意味ようやく肩を並べたところなのに、ただひたすらブン回して一部のマニアやクリエイターにしかウケないピーク性能で競争をしてもしょうがないだろ?という冷静な読みがあったのかも知れない。だとしたら、これはこれで見事な卓見だとしか言いようがない(でも、こんなデモに関心を寄せるのはそもそも自作PCのマニアだろ?という話はさておき)。
そして、もう一つ意表を突かれたのは、ベンチマーク競争で使われたソフトとして国産テキストエディタの「サクラエディタ」が登場したこと。Superπ、HDBENCH、CINEBENCH、3DMark06など有名なベンチマークソフトに混じって、テキストエディタが出てくるとは、これも誰が予想しえたのか(笑)。
このソフトでやったことは、「intelはいってる」という70万のセンテンスを含んだテキストファイルを「AMDはいってる」に全部書き換えることで、単純に言えば「intel」から「AMD」への全置換命令を実行し、その時間を計測するというもの。結果はAthlon 64 X2 4200+が56秒、Core 2 Duo E6300が65秒で、Athlon 64 X2の方が10秒早いという結果になった。ちなみに、これは64bit環境で行われた性能比較。
テキストエディタの置換スピードにどれだけ意味があるのか?という気もするが、そもそも、64bit環境でのベンチマークソフトとして、いつから「サクラエディタ」は認知されたのであろうか?64bit対応のソフトがまだ少ないとはいえ、テキストエディタの置換スピード競争が有名ベンチマークソフトと肩を並べて登場するとはちょっと驚き。「サクラエディタ」はもともとプログラマーなどに人気があり、64bitにも対応しているということで注目度が高いようだが、ベンチマークソフトとしても使われるとは、もう驚くほかない。新しい64bit環境というOSの黎明期に勢いを得たテキストエディタだとすれば、ひょっとしてWindows 3.1登場時の「秀丸エディタ」に近いのだろうか、と昔を思い起こしてみたり…。近くにいた業界関係者の話によると、ある雑誌が64bit環境のベンチマークテストで使っていたのがそもそもの発端じゃないか、とのこと。
時代が変わればいろんなものが変わっていく。「サクラエディタ」はベンチマークの夢を見るか?
□サクラエディタ
http://sakura-editor.sourceforge.net/
□AMDが対抗デモ実施「円周率計算したい人はCore 2 Duo」
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060812/etc_amdevent.html
Xbox 360 水冷化計画
T-ZONE. PC DIY SHOP 3Fで配布しているThermalTakeの製品カタログがちょっと面白い。パッと見た感じはごく普通の製品カタログなんですが、ページをめくるとそこには外付け水冷キットを導入したXbox 360の写真が……。これだけなら、それほど驚く事でもないんですが、さらに凄いのがXbox 360本体の開け方から水冷キット導入までの手順が計16枚の写真を使って詳しく解説されている点。店頭で見つけた時は「これ本当にカタログ?」と思ってしまいました……。
残念ながら、水冷キットの発売時期は未定ということですが、「Xbox 360に水冷キットを組み込みたいぜ!」と考えている方は是非読んでみてください。
お盆土産に?「秋葉原ウェハース」も販売中
昨日ラオックスで「秋葉原せんべい」が販売されているのをお伝えしましたが、ラオックスでは「秋葉原ウェハース」というお菓子も8月8日(火)から販売していましたので、遅くなりましたがお伝えします。時期的に見て、お盆休みを利用して秋葉原に遊びに来る人たち向けの新しい萌え土産の様です。
「秋葉原ウェハース」は1袋157円で、ウェハース菓子1つとオマケのウェハース・カード1枚が封入。カードは全部で60種類、可愛い女の子が描かれていて、背景には秋葉原の様々な名所が使用されています。
カードの楽しみ方は色々。60種類もの可愛い女の子カードを集めたり、自分が知っている場所のカードを見つけたり、知らない場所のカードを見つけたり、メンコとしても楽しめると思います(楽しめなくても責任は取れません)。
ラオックスは去年から販売を開始した「おてんちゃん」をはじめとして、今回の「秋葉原ウェハース」、「秋葉原せんべい」と、手軽に買える秋葉原萌え土産を展開中。今後もスクール水着の型をしたクッキー「すく水クッキー」を販売予定との事。
こんな面白いお土産があるのは秋葉原だけと思っていますので、面白い萌え土産がありましたら随時紹介していきたいと考えています。
速いのはCore 2 Duoかもしれないけれど…
速いのはCore 2 Duoかもしれないけれど…Athlon 64 X2 のが幸せになれます、多分。
TSUKUMO eX. 4FのAMDデュアルコアフロアにあったPOP。
Socket 939用Athlon 64 X2はCore 2 Duo並の人気なんですけどね……。
関西風に言うと「マクドMP3プレイヤー」
マクドナルドに行って気がついたのだが、マクドナルドでは現在「ドリンクLでMP3があたる」キャンペーンなるものをやっている。これがなかなかすごい。
セットメニューのドリンクをMからLサイズに変更するか、Lサイズの単品ドリンクを注文すると、オリジナルのスティック型MP3プレイヤーが抽選であたるというのだが、まずそのMP3プレイヤーのデザインがすごい。形状はよくあるスティックタイプのものだが、真っ赤なボディにワンポイントの黄色いマクドナルドのロゴという原色系の派手さはかなりインパクト大だ。ちょっとフェラーリデザインと間違えそうな気もするが(笑)。中にはマクドナルドとコカコーラが選曲した10曲のデータも入っているという(昔のCM曲など)。
もっと凄いのは、このキャンペーン用の抽選券になっているのが、キャンペーンオリジナルのLサイズ用ドリンクカップであること。全面真っ赤に印刷されたカップにはMP3プレイヤーのイラストが大々的に描かれ、「GET!MP3」というキャンペーンロゴも大きく入っている。そして、このカップ自身には14桁のシリアルナンバーまで印刷されている。シリアルナンバーを携帯電話専用キャンペーンWebページで入力するとゲームが始まり、それに勝てば抽選結果がすぐにわかるという仕組みだ。
マクドナルドはこれまでいろいろキャンペーンをやってきたが、カップもオリジナルにしてWebと連動させるという例は珍しい(と思う)。個人的には、このカップ自身のド派手なデザインにすっかり目を奪われてしまい、期間限定物と考えれば、このカップ自身にコレクターズアイテムとしての価値が大きいんじゃないかと考えてしまったのだが…。このカップはMP3プレイヤーの抽選結果に関係なく手元に残せるので、レアモノ コレクターの人は是非チェック。
MP3プレイヤーの当選者数は10,000名。キャンペーン期間は8月4日(金)~8月31日(木)。
□MP3が当たる(日本マクドナルドホールディングス)
http://www.mcdonalds.co.jp/sales/new/mp3/
http://mc-getmp3.com/