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第2世代Thunderboltに対応したPCIe拡張ボックスが発売、20Gbps転送
(2014/2/6 21:30)
最大20GbpsのThunderbolt 2に対応したPCIeスロット拡張ボックスが登場、Sonnetの「Echo Express SE II」がオリオスペックで販売中だ。Macのほか、Windows 8/7への対応も謳われている。実売価格は57,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
2基のPCIe 2.0 x8スロットを装備した拡張ボックス
Echo Express SE IIは、Thunderbolt 2インターフェイスを介してPCIeカードを接続するための外付けボックス。
前世代のThunderboltの2倍となる、最大転送速度20GbpsをサポートするThunderbolt 2の採用により、「16Gbファイバーチャネルアダプタやマルチポート10 Gigabit Ethernetアダプタなど、多くの帯域を必要とするカードにも対応、高度なアプリケーション要求に応える」(同社)とするなど、パフォーマンスの高さがアピールされている。
筐体内には2基のPCIe 2.0 x8スロットが装備。背面には3基分の拡張スロットがあり、厚さが2スロットタイプのカードやドーターカードのスペースとして使用できる。
搭載可能なPCIeカードの長さは7.75インチ(約197mm)まで。カードの「最低保証電力」は25Wという。なお、同社Webサイトでは、カードメーカーと共同で検証、作成したという対応カードの一覧が掲載されている。
また、Thunderboltのディジーチェーンにも対応、1台のホストコンピュータに最大6台の本体が接続可能としている。背面には2基のThunderbolt 2ポートが用意されている。
本体サイズは幅16.5×奥行き27.9×高さ11.7cm、重量は1.7kg。電源は付属のACアダプタ(7V/80W)で供給する。Thunderboltケーブルは別途用意する必要がある。
ちなみに、Thunderbolt 2を搭載したホスト機器としては、新型「Mac Pro」のほか、ASRockのZ87マザー「Z87 Extreme11/ac」などがある。
[撮影協力:オリオスペック]